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嫌われても、嫌われても、

なんとなく、なんとなくだけど、嫌われているんだろうなと思う人がいる。そしてなんとなく、なんとなく、嫌われている理由が分かっているような気もする。
気がしているだけ。それも、なんとなく。でも、自分が感じている時点で違和感はきっと確かなものになりつつある。

合わない人がいることはもう、どうしようもないことだ。好き嫌いの感情で片付けられるものではない。それにこのふわっとした違和感こそ、埋めるのは難しい。明らかな敵意を向けられているわけではないから。「私のこと、あんまり好きじゃないですよね?」なんて聞けないし、聞いても何にも解決しない。むしろマイナスになる。


割り切ることが肝心だ。
可でもなく、不可でもなく。普通に、普通に。下手に出る必要もないし、妙に気にする必要もない。ただ、そこにある違和感を黙って見つめるだけ。

なんでもかんでも手を出したら、自分が自分でなくなってしまう。誰かに合わせすぎて、私が誰かになってしまうんじゃないかとヒヤヒヤする。もともと自分がどういうものか掴みきれていないのに、よその要素を詰め込みすぎたらもっと分からなくなる。プライドが高い、と言われるのかもしれないけれど、ある程度の自尊心がないとこの世の中立っていられない、と思うんだ。


今日もそっと目線を外して微笑む。「ああ、大丈夫ですよ、私やるんで」

いつもたくさんありがとうございますっ!