人生の最優先事項

おはようございます。
心理カウンセラー 池田廉です。

この記事では、古代ローマの哲学者 キケロの教えをもとに、
「人生の最優先事項」について紹介しています。

人生において、最も優先される事項とは何でしょうか。

この答えは、人によって様々な考え方や答えがあることと思います。

この記事で紹介する、キケロの教えが必ずしも正しいわけではなく、
あくまでも一つの視点であることを前提に、お読みいただけますと幸いです。


・友情は何よりも大事である

・友情は、善き人々の間で以外ありえない

・善い人とは、徳のある人である


キケロは、人生における最優先事項は、「友情」であると説いています。

友の存在や、友との関係性が、人生に大きな影響を与えることは、
紛れもない事実かと思います。

良くも悪くも、あなたの人生に大きな影響を与えるのが「友情」であるなら、
どのようにして「友情」を構築するのかが肝要になってきます。


そこで、キケロが教えてくれているように、善き人でなければ、
真の友情を構築することは不可能なのです。

今あなたの身近にいるご友人様を想像してみてください。
その方は、「善い人」でしょうか。

もしも、その方が「善い人」であるならば、
真の友情を築いていくことができるでしょう。


しかし、「善い人」かどうか、どのように判別すればいいのか、
それは、徳のある人かどうか、という視点で判断してみてください。

これは私の視点になりますが、「思いやり」を持って、
自分以外の存在に向き合えているかどうか、がわかりやすいかと思います。

あなたが困っていたり、苦しんでいる時に、ご友人様はどのように
あなたに接してきたでしょうか。

そういった何気ない、これまでの行動や姿勢に、徳がある人かどうかを
判別するポイントがあるのではないかと思います。


・人生における喜びや苦しみを共有できる友情は素晴らしい

・友情は、自然発生的な存在、自分の利益や損得勘定とは別物である

・友情の結果、利益が生まれるものであり、この順番は不変である


喜びを友人と分かち合うことは、想像しやすいかと思いますが、
真の友情には、苦しみまでも共有することが条件になります。

いかなる状況や感情も共有できる関係性こそが、
真の友情であり、素晴らしいものなのです。

都合の良い関係性ではなく、真の交友関係を築いていきましょう。


また、真の友情を築き上げるためには、真心で向き合うことも大切。
そこに、利益や損得勘定を持ち込まないように気をつけましょう。

役に立たない友人は必要ないという考え方では、
真の友情を築くことは難しいでしょう。

友情の結果、自然と利益が生じることはありますが、
決して、利益のために友情を求めるという姿勢は持たないように要注意です。

人数も多くある必要はありません。
少数でも、一人でもいいので、真の友情を築きましょう。

その姿勢が、あなたの人生を豊かにしてくれることでしょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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