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ピアノを弾くということ

はろーぐりゅすごっと!
Pianist Daiです。

最近進撃の巨人をNetflixで見てるのですが、面白くて面白くて・・・。
夜中しか見れる時がないので、夜寝る前の時間に見るのですがそうすると



圧倒的高確率で悪夢を見る。


めっちゃおもしろいアニメですが、結構グロかったり精神をたまにえぐってくるので見る方はお気をつけを・・・(笑)

先日見たこの夢も多分進撃の巨人を見た後だからだと思う(笑)



さて今日は「ピアノを弾く」という原点 of 原点について、
ピアノのことあまり分からないけどピアノのこと知ってみたい。
という方に視点を置いて、感覚的なお話を少しします。


なぜ指があんなに動くの?

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ピアノを弾かない方からすると、ピアノ弾ける人って「なんで指があんなに動くの?」って思うことありませんか?

あれは勿論脳から指へ指令が出てるのですが、実は基本的には無意識です。

この音が「ド」で次が「ミ」でその次が・・・なんて覚えたりはしていません。
よく「指が自動的に動く」なんて言いますが本当にその通りです。
脳からの意識としては、例えば「ここを盛り上げる為に弾こう!」とか「ここを特に優しく弾こう」とかそういう味つけの時には指令を出します。

最初は一つ一つ音符を指に覚え込ませるなどの作業を必要とします。
同じ場所を繰り返し繰り返し、色んな練習のアプローチで弾けるように強化していきます。

勿論無意識で弾けるようになるには練習しなければなりません。
逆にいうと練習は無意識で弾ける領域を拡張する作業とも言えます。

脳のリソースには限りがあるので、無意識で弾ける領域を出来るだけ広げてリソースを節約し、とびきり美しいピアニッシモを出す時や、鐘のような重々しいフォルテを出すときに脳のリソースを多くつぎ込めるようにしています。


「ピアノを弾くこと」は、「目的地に向かう」という事と似ています

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初めて行く場所ってどんな風に行きますか?
まず目的地が何処かを決めて、アプリなどで電車の乗り継ぎを調べるなどして、大体の行き方を考えて、駅に着いたら地図を見ながらここを真っ直ぐ進んだら次の角を右に曲がって・・・。
大体こんな感じですよね。

ピアノもまず、弾く曲と演奏の大まかなイメージを決め(目的地)
楽譜にどの鍵盤をどの指で押すかを決めて、(電車の乗り継ぎを調べる)
楽譜に書いてある強弱記号やテンポなどを見ながら(地図を見る)
弾けないところは集中的に練習して曲の完成を目指していく(目的地を目指す)

こんな感じです。とっても似ていると思いませんか?

通い慣れた道なら、今ここが渋滞しているからあえて手前の道を曲がろう、とかなりますよね、それが演奏でいうアドリブの感覚とすごく似ています。
違う道を選ぶということは、頭の中でそこの地理を把握しなければならない。
アドリブもコードやスケールなど把握することで、いつもの道と違う道を「アレンジ」することができる、というわけです。

あとは知識と実践と慣れです。
必要な知識を知り、仕入れた知識を実践し、使い慣れることであらゆる演奏もアドリブも身につけることができます。
どうですか?意外と単純ではないでしょうか。

ピアノを弾けるってすごい!って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、他のあらゆることと同じで、先述した「知識」と「実践」と「慣れ」これだけです。
何も特別なことではありません。









ちなみにこんな説明しておいてなんですが










私は極度の方向音痴です。



ちゅーすばっばー
Dai


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