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〜エアリスのテーマ〜の演奏アプローチ

はろーぐりゅすごっと。ピアニストのDaiです。
さて、宣言通り今回は間隔ほぼ空けずに更新!

今年は春の桜の曲を皆さんから募集した写真を使わせて頂き動画を作ってから、四季をいつもより深く感じれている気がします。
桜は曲も作ってしまうくらい好きになれたし、夏はいつもの如く好きだし、秋は紅葉の美しさにとても感動できました。

北海道は一部地域は日本で一番早く紅葉が見れる場所があるのですが、このぷてぃらじをお届けした9月29日付近はもう紅葉がほぼ終わってました。
道外だと9月の終わりはまだまだ夏の暖かさのところもあると思うのですが、終わりかけの紅葉を見て、秋を感じる曲にしようと、今回ファイナルファンタジー7よりエアリスのテーマを演奏してみました。

今から24年も前に発売されたこのゲームは当時とても爆発的なヒットを誇ったのですが、ぼくは未だにまだプレイしておらず、曲だけしか知らないので、去年発売されたリメイク版をやってみたいなぁと思ってます。
ゲームをプレイしたらもっと演奏も良くなること間違いないし、ゲームは経費として買ってもイイデショウ。うんうん。
(でもプレイするための肝心のPS5は一向に手に入らず)

ピアノ演奏の基本的なメソードと曲解説

と今回は特別に演奏の解説をしようと思います。
ピアノ弾かれる人にはそこそこ内容あると思うのでよかったら参考にして頂けると嬉しいです。

普段ピアニストが何を考えてどういうことを意識して演奏しているかって中々知る機会もないと思うので、この曲を弾く時にぼくの頭の中で行われていることをざざっと表記してみました。

ちょっとここのとこ缶詰でピアノが手元になかったので楽譜もipadでささっと書いてみました。
なのでぷてぃらじ内とは多少音が違う箇所があると思います。

ぼくのメソードの基本中の基本は

音は常に音に向かわなければならない。
低いところから高いところに行く時は大きく、
高いところから低いところに行く時は小さく。

です。
このルールはたった半音の高低差であっても厳しく適応されなければなりません。

まずどの曲もそうですが、まず最初の一音が肝心です。
ピアノであってもフォルテであっても、最初の音はしっかり提示する必要があります。

冒頭はメゾフォルテとありますが、個人的な強弱記号の解釈としては、ぼくはフォルテは大きいという意味ではなく「音の開放」という捉え方をしています。
なぜならフォルテを大きくと捉えてしまうと、繊細な場面でのダイナミックの時に力で演奏してしまうことになるからです。

今回の曲は冒頭は開放ではないが、しっかり提示する必要があるのでメゾフォルテとしました。
右手はファラレーと低い音から高い音になっているので、レに向かって右手はクレッシェンドします。
2小節目は1小節目に対して応えのフレーズなので弧を描くように収束させるイメージで弾きます。
3小節目の右手のスラーと9小節目の左手のスラーは、ぼく独特のスラーの書き方ですが、これはスラーは音の形状に沿って行われるべきという考えがあるので、この様な特殊な曲線になっています。

っとクラシックではないたった10小節のフレーズでも、文字にすると5000字は超えてしまいそうなので、興味ある方はこの楽譜を見ながら実際にピアノを弾いてみて下さい。
それが他の曲を演奏する時にも応用で役立ってもらえればなと思います。
と、そんなこと考えて弾いてるんだ〜と思いながら、もう一度よかったら見てくださいね。

と今日は初めての演奏解説を今回の記事のコンテンツとし、記事の締めくくりとさせて頂きます。
さてまだ10月ぶんも書く予定なので、日付が追いつくまで更新頻度高くするよ!!!
ちゅーすばっばー!
Dai



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