第一級陸上無線技師 受験講座

自己紹介
国立詫間電波高等専門学校
入学時に第二級アマチュア無線技師取得
在学中に第一級無線技術士合格 現在の第一級陸上無線技術士
卒業して通信会社に入社
卒業免除で苦手科目、英語、通信術をパスして第二級無線通信士合格
電気通信主任技術者取得
退職して今は自宅をゲストハウスとして開業

受験勉強の仕方

A  
本来放送局などの大出力送信機を操作するための資格で
無線関連の公的資格と最難関と言われています
大学の基礎科目である数学、電気磁気学が基礎で、交流理論、電子工学、半導体工学、電子回路、無線機器、航法機器、電波伝搬、電波法などの専門書を読みこなせば実力で合格できます
既出問題を全て実力で解けば合格できますが、日本で出版されている本だけでは不十分で英語やドイツ語のドキュメントを読む必要があります

B
既出問題を過去5年分の問題と答えを暗記する方法もありますが
ここ数年丸暗記受験者を排除する動きがあり合格が難しなっています

C
AとBを併用する
勉強時間を節約するため 単純な問題と逆に理解するのに多くの時間を要する問題は丸暗記 他の問題は理解するまで調べる
この方法は一番効率的だと思います またある程度技術が身につき実用にもなります

D
Cに問題の実習を併用する
テスター、オシロスコープ、SG、ネットワークアナライザー、スペクトラムアナライザーなどを準備して問題回路を組んで実装置で解答を求める
おかねと時間のある方にはおすすめで、新問題にも平気で対応できます
アマチュア無線を初めて実際の無線機の操作を行うと 最強です
さわったこともない機械の問題を解くのは困難です

E
電気通信主任技術者の資格取得を先行する
遠回りかもしれませんが、いい方法です
第一級陸上無線技師の問題より少し解きやすい問題が多く 変に捻った問題が少ないです
課題は第一級陸上無線技師と出題範囲、科目が違う
丸暗記合格排除処理は高度です 全く同じ問題はほとんど出題されないです
資格取得手当が支出される企業にお勤めの方は、長期で両資格の取得計画を立てることをお勧めします
通常の知識レベルで大学工学部卒業の人で最低2年はかかると思います

コラム 休憩時間
写真的記憶力
会社で受験講座を開いているとき、試験の1週間ぐらい前に参考書を貸してくださいと
来た人がいて、試験結果通知公開直後に 受かりました と参考書を返しに来ました人がいます
一発合格です
大学受験勉強よりはるかに楽と言って、一発合格した人もいました

学校の時、試験の前日のよる 試験期間中だけ朝まで開いている食堂に来て
既出問題集をはじめから、最後までゆっくりめくって見ている人がいて
それで、全問暗記です 
稀に見たものを全部覚える写真的記憶力の人がいます
もちろん一発合格です
前の2人もそんなギフトを持った人かなと思います

コラム ギフティド

無線工学の基礎

無線工学A

無線工学B

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