専門学校JK二巻P30

コメントにはすべて返信するべき?ファン心理から考察

この記事のポイント
・相手の期待値を1%上回ることで人は感動する。
・動画にコメントを残す人は誰かのリアクションを期待している。YouTuber本人が返信することでその期待値を上回ることができる。
・ファンを獲得するためにもなるべく返事は返すべき。

相手の期待値を1%上回る

あなたは自分のYouTube動画へコメントが付いたとき、きちんと返信をしていますか?

①すべてに返信をしている
②なるべく返信をしている
③まったく返信をしていない
④コメント機能を無効にしている

私は②なるべく返信をすることをおススメします。なぜなら、コメントに返信することで相手の期待値を1%上回ることが出来るからです。

期待値を上回ると人は感動する

では期待値を1%上回るとはどうゆうことでしょうか。たとえばあなたがランチタイムに定食屋へ行ったとします。たいていのお店ではセルフの給水機が設置してあるか、テーブルにポットが置いてあります。ここまでは期待通り。ところが、あるお店では店員さんがお茶を運んでくれておかわりもちょうど良いタイミングで注いでくれました。

※「エンゼルバンク」4巻より

人を感動させるのに相手に尽くす必要はありません。ただ「相手の期待値を1%上回る」それだけで十分です。感動を覚えた人は、きっとあなたのチャンネルのファンになってくれるでしょう。

コメントを残す人の期待値は?


ではここで、動画にコメントを残す視聴者の心の中をのぞいてみましょう。まず、コメントを残すからにはそれを「誰かに読んでほしい!」という気持ちはあります。そして、読んだからには「何かしらのリアクション」も期待しています。
「誰かがいいね!ボタンを押してくれないかな?」
そんなとき、YouTuber本人から直接返事が返ってきたらどんな気持ちになるか、ここまで読んでくれた方なら想像できますよね。

※「専門学校JK」2巻より

専門学校JK
取材のもとに代々木アニメーション学院で学ぶ生徒の実態を描いた4コマ漫画 

代アニではSNSのリプライに対して「可能な限りすべて返信するように!」と教えているそうです。

YouTuberはエンターテイナー

YouTubeチャンネルを始めたばかりの頃はコメントも少ないので一つ一つに返信するのは難しくありませんが、チャンネルが成長して一日に何十件もコメントが付くようになると返事を書くのをやめてしまう人も多いようです。「コメントよりも動画作りに時間を使いたい!」その気持ち、とても分かります。しかし、わざわざコメントを残してくれたファンの気持ちを考えるとなるべく返事は書くべきだと思います。YouTuberはエンターテイナー、人を楽しませてナンボです。無理のない範囲で相手の期待に応えてあげましょう!

コメント欄から伝説は生まれる!?

じつは、コメントに返信するとファンを獲得できる以外にもう一つ大きな利点があります。チャンネルのブランディングに関わることですが、これについてはまた別の機会に解説します。

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