「計画された偶然」が人生を変える出会いに繋がる

精神的な支柱ともいうべき仲間のグループが3つある。一つは高校の同級生グループ。この人たちは、何があっても肯定してくれる気がする。もう一つは3社目の会社の同期。この人たちは、何があっても素知らぬ顔でサウナにいってバカ話してくれそう。最後は マーケターの仲間。この人たちは何かあったら、散らばった善意と悪意を根気よく回収してくれる感じ。

この仲間たちは自己肯定感の源で、例えばメディアやツイッターなどで情報発信する際、常に頭のどこかにいる。この人たちがいなかったら、今の自分や将来の自分は、全然別のものになっているはずだ。

皆さんもそういう仲間を思い浮かべてほしい。出会って絆ができるきっかけって、絶対に偶然ですよね。偶然以外にありえない。この人と仲間になっておいたら特だな、という打算から生まれた仲間なんているはずがない。

「人から会いたいと思われる人になる」みたいな目標を掲げている人がいたり、「この人とあって自分になんのメリットがあるのか」みたいなことを考える人がいるけど、僕はそういうことはあまり考えない派だ。「食事でも?」と言ってくれる人と会うのに、メリットとかデメリットを考えない。いいコミュニティに入って、メリットがある人と繋がりたい、とも思わない。

そう考えるきっかけになったのは、観察していると、社会的地位の高い人ほど人と会うことに打算とか明確な目的がないことに気づいたからだ。彼らは打算ではなく純粋な好奇心で人と会う。面白いな、話聞いてみたいな、と思ったら、僕のようななんでもない社会の泡沫のような人間とも、時間を作ってあってくれる。

そういう人たちは、単純に人と会うことを大事にする。たまにお酒を飲めないのによく会食に顔を出している人がいるが、高確率で名をなした会社の創業者など社会の成功者だ。

ビバ偶然。運命の絆は偶然のなかでしか生まれない。でも、プランドハプンスタンス(計画された偶然)といって、いい偶然を呼び込む心構えや行動というのは必ず存在する。僕は成功者のそんな心構えや行動を観察するのが好きだ。

おわり

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