54字の物語 No.041〜045

今日の5作は、アップするのを少し躊躇いました。
ある界隈の方々への批判です。

「思想」という言葉は、元々は「思想する」という動詞として使われていたそうです。
この「思想する」という行為は、決して否定してはいけないし、禁じてはいけないと思います。
誰が何を考え、どういうことに思いを巡らせるのかは完全に自由であるべきです。

でも、その思想の内容、つまり名詞としての「思想」が、あまりにも反社会的な危険思想だったり、非科学的で荒唐無稽に感じる場合などは、「個人的なレベル」での批判や否定は看過されるべきと思っています。
なぜなら、それもまた「思想」だから。

もし、フォロワーさまでそちら側の方がいらっしゃれば、喧嘩するつもりはありませんので、私のフォローを解除して静かに立ち去ってください。
多分、根本的に合わない人だと予想出来ますので。

フォロー外からお越しくださり、たまたま本記事を見てしまったそちら側の方も、「こいつはアホやな」と笑ってください。
そして、反論なんて試みずに、どうかスルーしていただければと思います。
不毛な議論には応じません。

被災地では、まだまだ余震も続く中、連日困難な状況が続いております。

「今、何が必要なのか?」ということも勿論大切ですが、「今してはいけないこと」を徹底することも重要な気がしており、今日の五作を少しの皮肉を込めて書きました。

具体的には、

①陰謀論など、デマゴーグの発信と拡散
②個人レベルでの現地入り
③自己判断での物資供給

これらは全て、「気持ち」がどちらに向いていようと、迷惑行為に他なりません。


①は、問題外です。あの火事は人為的にレーザー照射で焼かれた、人工地震だった、などといった書き込みも見かけますが、百歩譲って、もしそうだとしたら何なのですか? その情報の発信や拡散で被災者が救われるのですか?

②は、被災者のことを本当に想う気持ちがあれば、絶対に現地には行かないはずです。今、現地入り出来る国道は一本しかありません。あなた一人で、何をどれだけ持っていけるのですか? 当然ながら、あなたが現地で排泄した💩は持って帰ってくださいね。


③は、判断が難しいのですが、被災者が「今」必要な物は、あなたが「コレはあった方がいいだろう」と思う物と、必ずしも一致するとは限らないことは理解して欲しいです。露骨なことを言いますと、何をしていいか分からないけど気持ちはある、という方は、募金しましょう。


勇気を持ってハッキリ言ってしまうと、意図や真意は関係なく、結果的に迷惑な行為をするぐらいでしたら、何もしないで安全な地域でヘラヘラ笑っている人の方がずっとマシなのです。


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