恢復日記 2017年6月〜7月 【日記】

6月
これから仕事の面接に行ってきます。カラオケで勢いをつけてから臨む予定です。

6月
お仕事が決まりました。嬉しいです。今日はそれに合わせて、急いで引っ越しの準備をします。段取りが悪かったので慌ててます。

6月
新しく暮らし始めた街に落ち着く場所を見つけたので、寛いでます。周りにもゆったりと過ごしてる人たちが多くて、穏やかな雰囲気です。

7月14日
慣れない生活で上手くやれてるのかも分からず、目を回している毎日ですが、なんとかお仕事が続いてます。

7月14日
毒は美味しい。大福よりコーヒーの方が美味しいし、煙草やクスリはもっと美味しい。今日は手作りの和食をたっぷり食べたあと、コンビニのコーヒーを飲む。仕事場には一応煙草を持っていく。これで今晩頑張れるのかは、分からない

7月14日
なぜ愛を恥じるの。

7月14日
捉えられないものを捉え続けてください。答えが無いことを忘れて足が絡まる事もあります。転んだら起き上がって下さい。起きられなくなったら死にます。

7月16日
拙い問い掛けを許せ。

2018年1月12日
個を作る罪を恥じろ。

7月16日
別に「テケテケランデブー」を読んで、主人公のキャバ嬢農大生を見てこれは自分ではないかと思うことは普通の事だろうし、ありきたりなのではと思う。何を悩んでいたのだろう。中原中也で猫を呼び寄せる獣医も自分ではと思った。
(※編集時追記 2019年1月19日
「テケテケランデブー」は私の好きな漫画家「ジョージ朝倉」の作品タイトル。農大に通うキャバ嬢と夜中に中原中也を朗読するとなぜか猫が寄ってくる獣医の男性のキャラクターが登場する。)

7月16日
仕事中にお客さんの人差し指を立てる仕草につられて自分もそうした時、人差し指を立てる仕草が巻き起こす動揺に圧倒されてしまい、解釈に没頭しそうになる頭を制するのも覚束なくなった。

7月16日
膝を擽られて身体を捩りながら笑った時、それは(私にとっては)性的なニュアンスを帯びた強い刺激に驚いてるに過ぎない。膝を擽る行為の動機を解釈してしまうのは、適当と感じられる驚きの言葉を出し惜しみするからだ。

7月16日
「私にとっては」って必要かな

(※編集時追記 18'12/17
「私にとっては」は必要ない。
「性的なニュアンス」とはなんだろう?)

7月16日
愛を拒絶してるかのような人が愛を語ろうとし続けるのはなぜ。決して拒めないからだろうとは思うけれど。

7月16日
コンクリートの落書きを見ながら、そのデザインを考え出すに至った気持ちの動きを推し量った時に私が抱いているのは何?

7月16日
コンクリートの落書きを見ながら、描き手がそのデザインを考え出すに至った過程を想像したあと、それを実際にスプレー缶で公共の場に描き出す行為にエネルギーを感じて圧倒されてるだけだ。

11月27日
同情し、悲しみが空に溶けて、海に沈んで、そして無くなった。私は何も抱いてはいない。

7月16日
言葉を正しく使おうとするのも、信号はどのようにすれば生活を営む道具として上手く活用できるか把握し続けようとするのも、それらは生きる為に行う活動であることなんて、言うまでもないのだと思う。

7月17日
書きつけられたノートの上で空へ飛び立ったわたしを、どうか忘れて。あなたとまた会えるのを楽しみにしています。あなたより

7月23日
個を作れ。個を滅しろ。
動揺したら笑っとけ。

2018年2月12日
形而上学的問題の在り処を指差されてそちらを振り向くのは良いやり方だと思うが、問い掛けた者の目を見つめたまま動かないのも良いやり方だと思う。その人が好きなんだもの。

7月23日
シャワー浴びる。
ご飯炊く。食べる。
寝る。
洗濯する。掃除する。
服を着る。仕事へ行く。

7月23日
動揺を征服するな。共にうろたえろ。

7月23日
論駁すること。間を掬うこと。

7月23日
動揺したら笑っとけ。

7月23日
川の向こうを見ている。猫と兎と鳩を引き連れて立っている。白いワンピースを着てる。少年と少女が歩き去る。なぜそこに自分を見出すの?

7月23日
俺にはどんな言葉も通じないから殴ってくれ。

7月23日
人格の分裂なんてしてねぇよ。してる方が都合がいいならするよ。人格ってなんだよ分かんねえよ。分かってた方が都合がいいなら分かるよ。

7月23日
はいと言えばいいえですねと返る。貰うと言えば奪うのですねと返る。尊敬してると言えば侮辱してるのですねと返る。問えば歓ぶ。

7月23日
再び愛欲に溺れること。真理に触れて髪を切り落とした姫ではないのだから。

7月23日
雀と戯れる為に封じた剣を解いて、人間相手に曲芸をすること。

7月23日
ハイネケンうめえし最高って言いながら半分くらい道路にこぼしたクソが。

7月23日
なんだこの人生最高じゃねえか。

7月23日
引き絞った弓で、涙目のライオンの背後に構えられた機関銃でもぶっ壊そうというの。

7月24日
青空に向かって手を広げたら死んでしまいそう。

7月24日
満月に手を伸ばしたら殺されそう。

7月24日
あんたは白い猫なんだよそこまで言わせるなよ恥ずかしいな。

7月24日
全部が皮肉だと思われるのなら、厭世家だと感じさせているのなら、弱いんだと思う。

7月25日
深い海の底まで潜り込んだあなたを、必ず迎えに行きます。どうか覚えていて。私より

7月25日
自明を語るのは悪魔の言葉だ。悪魔の使いと間違えられるのは弱いからだ。

7月29日
対象が帯びている、ある種の難解さのようなものが、許容量を超えたときに、全てをニヒリスティックだと表現する集団との繋がりを断ったとき、ニヒルという言葉に与えていた意味が無に帰した。
(※原文の意が分かりづらいので修正すると、

「ある種の難解さのようなものが許容量を超えている対象を全て「ニヒリスティックだ」と表現する集団との繋がりを断った時、ニヒルという言葉に与えていた意味が無に帰した。」


12月17日
新しい王様に会ったとき、また痙攣してしまうの?名指して。笑ったって消えないよ。愛した人を殺すんだよ。

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