“たのしいことは持ち寄ろう。グッドな出会いをピクニック気分で。” 2023年3月にスタートした埼玉県草加市獨協大学前<草加松原>駅西口エリアででまちのみなさんと一緒につくるコミュニティマルシェ「PICNIGOOD sokamatsubara(ピクニグッド ソウカマツバラ)」。

今回は2023年10月14日(土)に松原団地記念公園で開催された、第2回目のPICNIGOODの開催レポート後編をお届けします！
前編はコチラから👍

＜somethingGOOD＞子どもから大人まで楽しめる体験から、ステージ発表までコンテンツ満載！

◼︎花栗稲荷会｜獅子舞・お囃子｜11時
獅子舞とお囃子を披露してくれた花栗稲荷会さん。皆さん、ピクニックシートを芝生に敷いて迫力がある舞を楽しんでいました！初めて獅子舞を見る方も多かったようです！

◼︎THIS IS GYM コレジム｜整体体験
24時間3,300円から利用可能なコレジムさん。今回はジムで提供しているパーソナルトレーニングと一緒に実施している整体の体験でのご出店。

「​​獨協大学前にこのジムがあることを知ってもらいたいという思いで今回は出店した。ジムのことをすでに知ってくれている方もおり、いろいろな発見があった。」とお話しされていました。

◼︎紙芝居屋のbenben｜紙芝居・駄菓子
前回に続き、2度目の参加となるのは、宇宙一くだらない紙芝居（ご本人曰くです笑）で人の"生きる"を全力で応援する、ちょっと変わった紙芝居屋さんbenbenさん。

草加市内の児童館や各種イベントなどでもご活躍されているので、知っている方も多く、子どもたちを中心に各回、大きな盛り上がりを見せていました！

◼︎あそべる駄菓子屋 おいで屋｜あそび・駄菓子
生まれ育った草加を拠点に、マルシェやイベントに積極的に出店する遊べる駄菓子屋、おいでやさん。駄菓子のワクワク＆キラキラと、ボール入れやくじびきなどの遊びを融合させたブースには、子どもたちが長蛇の列を作っていました。

「公園という遊び場の延長線上にあるPICNIGOODは安心して来てもらえる最高のイベント！今日は燃え尽きた...。明日は声が出ないかも」とのことでした。笑

◼︎miraton｜燻製・ミニゲーム
30歳までの子どもと若者を中心に、誰でも使える松原児童青少年交流センター「miraton(ミラトン)」は初参加。今回はmiratonが、中高生の語る場として開催しているイベント「テラストーク」で提供している燻製のチーズやナッツを販売したほか、機材も全て手作りしているミニゲーム「バーガーターゲット」も提供。
ブース自体も利用者の高校生、大学生と一緒に運営しており、燻製フードも150個以上が13:30に完売。小さい子どもから高齢者の方まで幅広い層の方で賑わっていました。

「たくさんの方が来てくれた！miraton自体、まだまだできたばかりで試行錯誤中。今後もいろんな挑戦がしたい。誰も否定しない場所。基地になりたい。」水野館長が語ってくれました。

◼︎  PICNIGOODこどもおしごとし隊
地域の子どもたちにお仕事体験をしてもらう初の取り組み「おしごとし隊」は、運営作戦会議の場で生まれたアイデアから実現。事前申し込み制で6名の隊員がme/me、OHaNa仙石本家、惣菜・肉の日山、PICNIGOOD運営本部と、それぞれ4店舗のお手伝いをしてくれました。約30分間おしごとを頑張った隊員には、各店舗の御厚意でお手伝いのお礼のお土産も。

隊員たちからは「とても楽しかった。将来はお花屋さんになりたいと思った！」「保育園の友達に、僕がこの看板を書いたと自慢する！」といった感想も。かわいいユニフォーム姿を見守る来場者からは「かわいいね」「頑張っててえらいね」と暖かい応援の声も飛び交いました。企画メンバーの横川さん、吉田さん、赤間さん、お疲れ様でした！

企画メンバーの3名の方からコメントもいただきました！

横川さん（写真左奥）：
「自分はマルシェを作り上げる一員だ！」というワクワク感を子どもたちにも味わって欲しいという思いでやらせていただきました。各々感じたことを糧にしてもらえたら嬉しいです。

吉田さん（写真右奥）：
こども達が”ゲスト”としてだけではなく 「じぶんも”まち”を楽しくする一員なんだ！」と、 ”商い”を通じて少しでも感じてもらえたらいいなという想いがありました。 当日は色々な人たちがジブンゴトとして惜しみなく力を貸してくれたおかげで こども達の笑顔が溢れる他にないマルシェになったと思います。

赤間さん：
日常の延長に気取らず気負わず、子どもたちに商いを感じてほしい。お買い物する親も、出店してる親も、おしごとし隊をする子も。親も子もそれぞれの目線で楽しめるマルシェが欲しいなという思いが素敵な形になって良かったです。

◼︎ 草加市都市計画課｜電動キックボード試乗体験
草加市都市計画課は、獨協大学前＜草加松原＞駅西側地域で導入が検討されている電動キックボードの試乗会を開催。実際の乗り心地と合わせて、実はよく知られていない交通ルールの啓蒙も図りました。

パートナー企業BIRDのご担当者は「120名を超える方々に乗っていただいた。”楽しい！”というポジティブな反応が多く嬉しかった！」とお話しされていました。

◼︎ 獨協大学古典ギター部｜13時
獨協大学の古典ギター部のみなさんは、時折お客さんのリクエストにもお応えいただきながら、暖かな演奏をしてくれました。演奏後、子どもたちにギターを教えている姿も印象的でした。

＜キッチンカー＞熱々のできたてピザ、ホットドッグ、クレープも大盛況！

キッチンカーは、本格派の薪案ナポリピッツァを提供するPortareさん、ハンドドリップ珈琲と焼きたてのホットドッグを提供するCafe Stand OJICKさん、埼玉県を中心にクレープを提供するベあーずはうすさんが出店。いずれも大人気で、時間帯によっては長蛇の列ができていました。（お待ちいただいた方、ありがとうございました！）

＜まとめ＞地域住民からの大きな支援で成り立っているPICNIGOOD。次回も乞うご期待

初回から大幅にパワーアップし、想定以上の盛り上がりをみせた、第2回のPICNIGOOD。
出店者の皆さんにも一軒一軒お話し聞いている中でも、想像以上に楽しかった！気持ちよかった！本当に出てよかった！という温かい声が多く、改めて良いイベントだったんだなぁと感じました。

たくさんの人が関わることで成り立っているPICNIGOODですが、運営に関わる皆さんも非常にポジティブな反応でした。
一部コメントをご紹介します。

会場の松原団地記念公園に隣接する大規模マンション ”ソライエシティ”の理事長もつとめる中脇さんは、「この地域において私たち"マンション住民"は”新顔”。地域と関わりたいという思いを持っていても、動き出せない人は多いと思う。PICNIGOODは、まさにその様な思いを抱えた人にとって大きなきっかけとなるイベントだ」と語られていました。

また、3月に出店者としても参加されていた獨協大学生のうめさんからは「大学の外で地域の方と関われる機会は本当に素敵。今後も積極的に関わって、このエリアを盛り上げたい。」と、力強いコメントも。

この歴史ある地域の大先輩で、立ち上げ準備段階からよく地域のことを教えてもらってきた松原団地自治会 小林事務局長からは「老若男女集まって公園を楽しむ姿に、思わず今日は涙がでそうなほど感激した。これからも一緒に頑張ろう！」と暖かい激励もいただきました。
PICNIGOODが大事にしている朝礼・終礼にもご参加いただきました。

そして、PICNIGOODの共催、東武鉄道の長妻さんは、「皆さんに支えられ、無事今回も開催することができて、まずはホッとしている。毎回アップデートしたいが、今回は大成功だったと言って良いと思う。今後も盛り上げていきたい。是非、次回にも期待してほしい！」と、熱い思いを語られていました。

ちなみに...本記事の筆者もいち近隣住民。12/9にお会いしましょう！

ライティングの後記的になりますが、本記事の作成を担当している私も会場近くの近所住民。たまたまPICNIGOOD開催前の準備段階からフワッと関わらせてもらっていたご縁で、今回のレポートを書かせてもらうことになりました。

私としても、自分の住んでいるエリアで魅力的なイベントが開催されて、地域が活性化していくのはとても嬉しいことです。それに地域の住民や事業者、大学生など、このエリアに関わるいろんな方を良い意味で巻き込んでいっている運営チームにもすごく好感を持っています。
事前会議から当日の準備・運営・片付けまで、地域の皆さんも楽しそうにやっているのが印象的ですし、今後も進化を続け、より良いイベントになっていくのではないでしょうか。

まずは直近、2023年12月9日(土)に開催予定の第3回 PICNIGOODにも乞うご期待！というところで本記事を締めくくりたいと思います。

長くなってしまいましたが、12月9日、松原団地記念公園でお会いできるのを楽しみにしています！
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

■ 開催概要
PICNIGOOD sokamatsubara #3｜ピクニグッド ソウカマツバラ #3
日時：12月9日（土）11:00~15:00頃（予定）※ 小雨決行、荒天の場合は翌日10(日)に順延
会場：松原団地記念公園 西側（埼玉県草加市松原3丁目1−1638−6）
入場無料、入退場自由
・駐車場はございません。公共交通機関でお越しください。
・駐輪場はコンフォール松原側、獨協大学正門側（臨時駐輪スペース）にございます。整列駐輪のご協力をお願いします。
・レジャーシートのご持参がおすすめです👍
・延期の場合は出店者等一部内容が変更となります。

企画運営：PICNIGOOD sokamatsubara実行委員会
共催：東武鉄道株式会社
後援：草加市
企画運営サポート：HITOTOWA INC.

■ 一緒に活動してくれる方、随時募集中！

PICNIGOODが気になっている…という方はまずは、当日朝の設営から気軽にご一緒しませんか？PICNIGOOD sokamatsubaraのInstagramからご連絡ください。お名前と、簡単な自己紹介を含めてご連絡をいただけると嬉しいです。

文：かざまっくす＠サポーター
写真：前原信吾