はじめに

このnoteにある記事は、2021年に発行した同人誌（美しい星）に載せた人造人間・孫悟空らに関する妄想文を大幅に加筆修正したものです。

漫画よりもこういう文章を書きたかったんですけど作文がヘタクソ過ぎてまとまらず漫画の補足として同人誌に無理矢理載せていました。
11月にweb再録するタイミングでノートに再録します。長いので細かく分けています。

※鳥山先生の原作漫画以外の情報はあまり含めていません。
※ちなみに、先生が漫画家として物凄く大変だったからこんな描写になったとかバブル経済だった日本人の働き方に対するなんちゃらとか、そういう視点もあまり入ってません。
※根拠のある話をしたいのですが、こちらにあるのは「〜だと思う」という私の感想が多いです。
※記憶力に自信のない人間が書いています。間違っていたらごめんなさい。
※突然wiki情報を持ち出して来たりします。すみません
※作者はそんなこと考えてないよというツッコミあると思いますがそれはドラゴンケースに入れておいてね🐉


「16号が最後に描かれなかったのはなぜ？」

先に結論を言うと「魂のない機械」だからだと思います

ラスト元気玉の元気集める場面でハッチャンと17号の描写はあるのに16号さんだけ描かれていない…
17号が生き返っているなら、なんで16号は生き返らなかったの？
それとも生き返ってるけどひっそりと暮らしているの？
先生が描き忘れただけなの？

などなど1度は考えたことがあるのではないでしょうか。
かくいう私も幼い頃からずっと疑問に思っていました。

「16号さんが最後に描かれていないのは「魂のない機械」だから」
と最初に書いたこれを説明するにあたりまず「ドラゴンボールで生き返らせる時のお約束」を整理して挙げていこうと思います。


・神龍で生き返ることができるのは１人２回まで。ポルンガは回数人数制限なし。
・「生身の肉体＋魂」で1人の生物ということになっていて、肉体だけでも生き返れないし魂だけあっても肉体が無ければ生き返ることは出来ない。
・魂は死んだ場所に留まっており、生き返らせる場合はその場所まで呼び寄せないといけない。
・肉体が粉々になってもポルンガの特別サービスで生き返れるようになる。
・対象者が生きている場合は魂だけ分離するということは出来ない。
・対象者が生きている場合、緊急性がなければ？当人の希望を聞いてくれる場合があるらしく勝手に移動させたりはできない。※拒否権があるのは孫悟空だけかもしれない

探せば他にもあるかもしれないですがざっとこんな感じです。

で、後々ブウ編ピッコロさんがベジータに「(略)おまえは罪もない人々を殺しすぎた…　死ねば肉体は無となり　魂も悟空とは　ちがう世界に運ばれる…そこで魂は洗われ記憶もなくし新しい生命体に変えられる…」と言っています。

ここで注目するポイントは、生き返るには身体の有無より魂が重要だということなんですね。
たぶん、最初から魂が存在しない場合は生き返れないということなんだと思います。

17、18号は人間をほんのちょっと改造した改造人間らしいですが16号は全人口製のロボットです。「無から造られた」と本人も仰っていましたね。
仮に魂が人間や動物などの女、ないしナメック星人のような魂を持つ生命体から産まれる存在にだけ初めから宿るとすると「無から造られた」ロボットは、どんなに人間らしく振る舞っても生物にカウントされないという設定なのかもしれません。


(セルの肉体に魂が宿って16号に宿らない理由は単純に機械か細胞の違いだと思ってたんですけど、、、よくわからないので置いておきます。
16号はロボットか？それとも人間なのか？という疑問も考えるとすごく面白いんですがこれも置いておきます)

まあそんなわけで、セル編の最後にヤムチャさんが「セルに殺された人たちを生き返らせてください」とお願いしても、魂がない16号さんは神龍にスルーされ生き返っていないから原作最後で描かれなかった、ということになるのではないでしょうか。(もちろん先生が忘れていたという可能性もあります笑)

フリーザやセル、そしてどさくさ紛れで人を撃ちたかった野郎は魂あるから神龍に頼んだら生き返れるけど、16号さんは生き返られないんですよね。
理不尽ですが法則がそうならば仕方ないですね。マドカみたいに法則を変えるしかない！

ところで、16号さんのモデルになったゲボくんの魂は天国にいるか洗われて何かに生まれ変わっているということになるんですかね？

wikiによると(wiki情報ですみません)エイジ750年にレッドリボン軍が孫悟空により壊滅、エイジ757年に孫悟飯が生まれるそうです。
ゲボくんの死んだ年や死因はわかりませんがもしかしたら孫悟飯に生まれ変わってたり………してませんね………

おわり