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ミーアキャットのケージをオーダーメイドした

ミーアキャット専用のケージは市販されていない

ので、これまでは子猫用のケージを活用していた。
格子状の2段ほど高さがあるタイプのケージである。
当初はそこに犬用トイレを設置して運用していた。

しかし、ミーアキャットはトイレを覚えない。
糞はある程度決まった場所にする傾向にあるものの、尿は完全にランダムである。
多分思い立ったその場でやっている。

あまり糞を忌避する概念もないようで、結構大胆に糞を触ったり踏みまくったりもする。
初めてこれを見た時、フェレットが如何にペットとして清潔な生き物であるのかを思い知らされた。

爪も細くなかなかに器用なので、気がつけば犬用トイレに敷いたペットシーツも網目の隙間から地道に食い破られるようになっていた。

トイレやそのほか色々な要因で、お風呂に入れてもすぐベトベトになるし。

……そんなこんなで、このままではまずいと思ってケージを買い換えた。

床材が必須、高さはいらない

とにかくトイレが覚えられないので、一にも二にも床材を敷けるケージであることが求められた。
猫用のケージでは全く登らないということは無かったが、あまり活用している雰囲気はなかったので高さは必要ないらしい。

これからの冬、寒さに弱いことを考えると爬虫類のケージをメインに取り扱う店で探すのが適切そうだった。

そしてオーダーしたのがこちら


FandKさんという、カメレオンブリーダーのケージ屋さんにお願いした。

うちにいるミーアキャットは小柄なので、デフォルトのケージサイズでも留守番には充分なサイズになっている。



側面のアクリルには空気穴の他に、給水ボトルが取り付けられる大きさの穴も開けられている。
また、背面のボードには暖房器具用の配線を通せる穴も開けられている。
床は木の枠の中にアクリルトレーがはめ込まれているようで、水汚れも安心。
引き出しタイプなので、手入れの幅も広い。


天井は全面金網になっている。
ハンモックや暖房器具の設置が可能。
夜間の保温にはベニヤ板などを乗せてあげると良さそう

飼い主もミーアキャットも快適になった

これまでは特にミーアキャットを清潔に保つことが大きな課題だったが、床材のおかげで糞尿を引っ掛けなくなった他、餌屑の水分汚れも床材が吸収してくれるようになったおかげでミーアキャットがベタベタになることはなくなった。

トイレは決まった場所でするものの、結局床材ごと掘ってひっくり返すので、溜め糞一箇所の掃除ですまないことはもう諦めるしかなさそう。


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