会社をやめた僕の備忘録
2022年1月で新卒で入った会社をやめた。上場したIT会社で、ゲームやVRを作る会社にいて、ゲームのプロダクトオーナーなどを努めた。
そんな自分を育ててくれたと言ってもいい会社をやめた。
円満退社だった。
僕は前職で仕事をしながら、映像を作ったり、お話を書いたり、舞台の演出をしたりといろいろなことにチャレンジしていた。
今度はその自分のできることで仕事ができるよう、努力してみようと思った。
そんな僕は、大学時代の友達と飲みに行った時
自分で自分を語って自分を言い聞かせてる時がある。
嘘を語っているわけではない。自分が今まで感じた体験や反省から自分はこう動こうと考えている思想の中枢を言語化して語っている。
では、それが体現できているかと聞かれたら、それはNOだった。
自分の思考を語りつつ、その言語化された言葉たちに乗る説得力がどの程度なのかは語り手である自分が一番良く知っている。
夢を語る自分が、その夢に24時間年中無休で努力し続けられているかと言われればそうではない。むしろ夢を語るだけ語って実際では自分の目の前のことをこなしている日々を過ごしてしまっていることが多い
ただ、正直な話それにうんざりすることもない
なぜならそれが「今の自分」ということになんら変わりはないから
周りには「フリーになるって決断がすごい」「君ならなんか納得できる」なんて、言ってくれる友人がいてぼくは幸せだと思う。
そういうことを言われるたびに「あー僕は生半可な覚悟で会社をやめたのかもしれないな」と思う。
でも、会社の人達は「いつでも帰っておいで」と言ってくれているし、今一緒に仕事をさせてくれている人たちは「君にとってもプラスになるよう一緒にやっていけたらと思うよ」とも言ってくれている。
つまりは、正真正銘自分次第なのだ。
今は映像のしごとをメインにお金を稼いでいるけれど、やっぱり自分の中で「自分の物語を作りたい/伝えたい」という気持ちが強くある。だからこれからも絵本を軸に物語を描いていきたい!
今もらっているお仕事は楽しい。映画の仕事やCM、プロモーションの撮影などで自分が今までのIT会社では経験しきれなかったことを今、多く経験している。
正直まだまだ稼ぎはない。まあでもそんなものだろう。が、そんなものだろうとくくってしまってはいけない。
今までは成功も失敗も会社というフィルターを通していた。
失敗すれば会社に迷惑をかけ、成功すれば社内で評価を上げてもらえる。
でも、今僕がいるフィールドは成功も失敗もそのまま直接僕に来る。当たり前だ。
一度失敗すれば「ああ、あいつは使えない奴だ」と評価され仕事をもらえなくなる
極端に聞こえるかもしれないが、そういう世界だ。
でも、失敗はしたい。何度も何度も、失敗をしたいと、僕は思う。
失敗しないで成長できたことなんて無いし、ものづくりなんて幾度となく積み重なった失敗の頂きにただ一つ最後の成功を積み上げる。そんな世界線だと思う。
だから、使えないやつだ。と思われたらそれが今の自分のレベルだと受け入れよう。
そしていつか、レベルアップして「使ってみてるか」と思わせればいい。
こんなことを言っているが、幸い今のところまだ大きな失敗はない(笑)
今後のnote
今まで会社の仕事をしつつ、合間時間に自分のものづくりを形にしてきました。その度、このnoteを更新するというスタイルだったのですが、もうちょっとこのnoteというものを活用して発信してみようと思います。
今までは「観る絵本」を作るたびに更新していましたが、観る絵本って前の記事にも描いたように脚本、イラスト、アニメーション、BGM、SE(効果音)など、多くのものを作った上で出来上がるものなので、それが出来るたびに更新しているとすごく更新頻度が下がってしまうんですよね。
なので、今後はお話を先にnoteで発信してしまおうかと思います。今までは、一番の発信が絵がついていたほうが率直に伝えたい事が伝えられるのではないか。という思いから全くその辺を出すことをしなかったのですが、自分も正直お話やアニメーションを作る期間が空いてしまったので、練習も兼ねてその辺はありのまま発信をしてみて、誰にも読まれなかったり、ボコボコにされたりして悔しい思いをしていこうと思います。
さいごに
目標としては日本だけでなくいろいろな世界の方々にお話を伝えてみたいです。そのために今僕は映像の仕事を海外のお仕事ももらえるようアプローチを掛けています。
幸い近々アメリカの映画に関わらせていただける可能性があり、それを皮切りに頑張っていけたらと思います!
最初のステップとして、海外に拠点を置けるように頑張ります!
ここまで読んでくださった方がもしいたら本当にありがとうございました。
自分の備忘録として書き連ねた文章なので、粗い部分もあると思いますが、目を通していただいたことに感謝です。
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