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ライナーノーツ、クレジット、サブスクリプション - 最近何をしたか 4/11-4/21

最近は便利な世の中になって、毎月料金を支払うとある程度の、いやかなりの音楽が聞けるサービスがある。サブスクリプション(サブスク)というシステムで、定期利用や定額制とでもいうのだろうか。いわゆる聞き放題サービスか。そしてこれが便利、かゆいところに手が届くではないが自分が過去持っていた、若しくは持っている好きなアーティストのアルバムや曲が簡単に聞ける。それにある程度の新譜や今まで興味なかったような曲もすぐに聞けるのでとても便利だ。以前"ありがとう機械"で書いたようなリコメンド機能や、サービス側が用意するプレイリスト、ラジオなどもある。とても便利で恩恵も受けている。歌詞の表示できる歌もあり、プレイヤーにも様々な機能がある。しかし絶対的に足りないものもある。それはライナーノーツそのものやジャケットに書かれているクレジットなどだ。レコードやCDの物理的メディアの場合、ライナーノーツがとても凝っていて充実しているものもある。レコードジャケットそのものが見開きジャケットになっていてライナーノーツやアートワークとなっていたり。それもあってCDよりもレコードが好きなんだ。音だけじゃない、そういう物としての部分、情報としての部分に優れているから。その分面積や容積は増えてしまうが、その部分は比較にならない有利さだとも思う。逆もあって、サブスクの場合場所は取らない。でも最低限のクレジットは欲しいんだ。できれば見て読んで楽しみたい。そう考えると以前書いた"ジョリッツのジョリッツ登場について"にて触れた、ジョリッツの要の一人ともいえる吉田仁郎さんのnoteでのセルフライナーノーツのような試みやサービス、心はたまらなく嬉しい。例えばすべてのクレジットを網羅というようなものではないが、それ以上の情報と思える。だってアーティスト自身が物理メディアに入っているようなライナーノーツを公開してくれているんだ。だからライナーノーツとしては最高で、そういう本人の解説等は一部のレコードやCDにしかなかった。また一部のレコードやCDは評論家やレビューアーの記事をライナーノーツとしていたり、アーティスト仲間の人が書いていたりして、それもそれで楽しかった。noteでの公開という事実はサブスクが主流となる現在、そういう試みが楽しみに聞いている人間からするととても嬉しいのだ。もちろん逆にそういう細かいクレジットや所有する喜びのためにレコードやCDを購入するという選択肢もある。そしてそれも楽しいことだ。現在はたくさんのことを選択できる状況ではある。だがサブスク利用をするならある程度のクレジット、例えばジャケットか歌詞カードに書いてあるくらいの情報は欲しい。歌詞も知りたいが、それを知りたい人もいるはずだ。それはどちらかという事でもない。これから先は色々取り入れられ、サブスクも他のメディアも世界がもっと楽しくなるのだろうか。それを、楽しみにしていてその楽しみを待っている。

昇華するマインドと震える体

自分には絶対的に足りないものがある。それは知っているし知っているけど感じることはできる。それは音楽で、曲や曲の構成だったり歌詞の言葉だったり歌詞の物語だったりする。曲の流れに衝撃を受け、浸り、とろけ、しみこみ、昇華する。その感覚は自分のものだけど他にも感じている人はいるのかな。理詰めで理解できることもまた体を震わせる。その瞬間心のゴムが弾け震える。それは体に伝わるのだ。そういう音楽を聞けて幸せだと思う。なぜそうなんだろう。

カタチジシントキ

時々世界が止まることがある。それぞれの時間、一瞬。その瞬間のトリガーを記憶していて思い出す。それらがちりばめられた世界が自分を作っている。たかがゲームセンターかもしれない。でもそれは私にとっては大きく重要なことなのだ。おじいちゃんになろうと病気になっていようと腹がったって怒った後でも。色々な感情に飲み込まれ日々を過ごしていたとしても、自分に戻ってくればその世界。空からの日差し、蝉の声、アスファルトの模様、動物の毛ざわり。それらと同じように音楽やゲームもある。様々な言葉も同じかな。それに作られている。


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