腐女子の戯言③上海グランド

レスリーチャン

レスリーチャンの映画を随分見た。
彼の映画はもう増える事はない。

男たちの挽歌
ルージュ
欲望の翼
上海グランド
ブエノスアイレス

彼の映画が1970年代の香港が舞台になる事がおおいのでその時代の香港映画もお気に入りになった。

香港ノワールのインファナル・アンフェアは
ブエノスアイレスでレスリー・チャンと共演した
トニー・レオンとアンディ・ラウが出演してた。
ラウさんもなかなか素敵で仄暗い世界観が似合っていた。上海グランドではそのアンディ・ラウと
レスリー・チャンが共演1930年代の上海が舞台
日本軍が出てくると日本語が聞こえてくる。

香港ノワールにHEは無い。
で!裏社会は男社会だからブロマンスが付きもの。香港ノワールは暗いし閉塞感が漂うし何のために生きるんだろう??って感じで生きるために生きる?
ピークに立った瞬間にどん底へ真っ逆さまに落ちる。明るさは微塵もないけど背景の街並みや赤い提灯みたな灯りの色や調度品とかは凄く魅力的。
暴力的シーンもかなり多いけど
あぁそんな時代なんだなぁって

ハラハラしながら見ているこっちを他所目に
痛い目に遭っていてもなんか飄々とした雰囲気のレスリー・チャン。アンディ・ラウもそう。
力と力がぶつかり合う。
ボロボロなレスリー・チャンが魅力的で
幸せそうにニコニコしているのは彼らしくない。
幸薄そうそんな空気を纏った人だから…うっかり見ると涙がでてくる。儚げ。そんなレスリー・チャンが好きだ❤︎

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