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日記:春だということ

あの頃の君は〜
に続く言葉はポジティブな気がして、

今の君は〜
に続く言葉はネガティブな気がする。

そう気づいてしまって、つまり私は今の自分に自信がないんだなぁと思った。


そうときたら、まずは目の前のことから片付けてみようと思って風呂の掃除をした。

最近お湯の流れが悪いので、排水溝に手を突っ込んでヘドロを回収した。

ひと通りやり切ってシャワーを当ててみるが、排水溝は「この詰まりが、そんなことで解決すると思う?」という態度だった。


「そうですよね」と思ってもうひとつ蓋を開けたら、見るからに【根本】っぽいヤツがあった。

もはやうれしくなって、隙間に隠れてるやつも全部か取ってキレイにした。



春になって、桜が咲いているけれど、
昼間に見忘れて、気が向いた時には夜になっているようなこの頃。

今年も桜味を知らないまま夏になるかもしれない。

北海道に行けば季節遅れの人にならないかもとか呑気なことを考えながら、明日の天気を調べて洗濯物を部屋干しした。


鼻の痒みだけが、春だということを証明している。

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