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はじめて買ったギター

ども、Pierre Ginori です。

35年弾いてるギターもやはりはじまりは有りまして、えーっとたぶん13歳の時でした。エリック・クラプトンのコンサート(85年)をNHKが放送してました。13歳のボクはもうクラプトンにすっかり心を奪われたんです。
父親が洋楽好きだったのでもちろんクラプトンのレコード(まだCDが一般的じゃなかった)がいっぱいあったのでそりゃ片っ端から聴き、ビデオに録画したクラプトンのコンサートをテープが擦り切れるまで毎日毎日観ました。
そりゃもう、Fender ストラトキャスターが欲しくて欲しくて。
ちょっと変わった子供で、当時大人気だったファミコンに全く興味がなかったボクはお年玉がまぁまぁ貯まってました。そのお年玉を握りしめて地元の楽器店に行って…ありました。Fender Japan ST-57-55 キャンディアップルレッド。ブラッキーが欲しかったんですが、当時からすぐ欲しい性格なのでその55,000円のストラトとメーカー不明の小さなギターアンプ、シールドはオマケしてもらって意気揚々と帰ってきました。

13歳のボク

写真の日付が1987年なので13歳。たぶんギター初めて半年くらいでしょうか?なんかいきなりステージで弾いてるみたいです。(記憶にない)
もちろんTシャツはクラプトン。たぶん86年か87年に来日した大阪城ホールを見に行った時のツアーグッズでしょう。大阪城ホールでのコンサートで衝撃を受けてなおいっそうギターにのめり込みました。ま、元々内向的な性格で活発に友達と遊ぶタイプでもなくそりゃ朝から晩までずーーーーっとギター弾いてましたわ。

こうしてボクのギター人生がスタートしたんです。
ただ、ギター弾いてるって高校2年生まで誰にも言ってなくて、たまたまクラスメイトのギターを爪弾いたら…「オマエ!!めちゃくちゃ上手いやんか!!」と学校中の話題となり、翌日よりあちこちのバンドからお誘いがありました。

高校の文化祭

こちら高校生のボク。高校生になってからはすっかりエディ・ヴァン・ヘイレンにどハマりしてた頃ですね。プリンセス・プリンセスのコピーバンドでギター弾いてるのに途中で「eruption」を弾いて全校生徒を凍りつかせるという黒歴史あります。

さて、初めて買ったギターはどうなったでしょう。

初めて買ったギターの慣れの果て

実はまだ所有してます。
ただし、もうボロボロです。かろうじてギターの形を保ってる程度です。

前回のnoteに書いたお婆ちゃんに買ってもらったストラトはほぼ無改造ですが、こちらのストラトはありとあらゆるPUを取り付け、ブリッジもシンクロ→フロイドローズ→穴埋めしてハードテイル→なぜかバーブリッジ→そしてハードテイルと削っては埋め色は塗り替えられネックは何度も交換され…ま、残ってるのボディだけです。しかも酷い状態で…

酷いボディ

ね……ボロボロのボロボロ。色んなPUを取り付ける度に削られ掘られて…

ちなみに途中経過

ジェイク・E・リー風

すでにブリッジは埋められてハードテイル化、フロントとセンターが斜めになってジェイク・E・リー風になってますね。ネックもたぶんですが取り替えられてます。

バーブリッジ化

ポラロイドの写真なのでピンボケしてますが、左のです。よく見るとバーブリッジが付いてます。もう意味不明な改造ですね。

でも、人生ではじめて買ったギターと2本目のギターがまだ手元に有り、この2本と共に35年過ごしてきたって思うと感慨深いです。

ま、この後はそりゃ何本もギターを買っては売り買っては売りの繰り返し、そして今に至ると言う訳です。それについてはまたの機会に。

貴方の人生初のギターってなんですか?


そして、ギターストラップは

Pierre Ginori

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