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モバイルバンキング

モバイルバンキングの割合が最も高い国として、トルコとナイジェリアが同率首位となり、両国とも回答者の83%がモバイルバンキングを利用して取引を行っていると答えています。

両国ともに、モバイル・バンキングが従来のオンライン・バンキングを上回っており、バンキングにPCやラップトップを使用しているのはトルコでは50%、ナイジェリアでは31%です。

以下の表が示すように、アジアのいくつかの国でもモバイル・バンキングの利用率が高くなっています:インドネシア、韓国、シンガポールでは、回答者のおよそ10人に8人が移動中に銀行取引を行い、フィリピンでは、10人中7人でした。4カ国すべてで、モバイル・バンキングは、対面、ブラウザー経由、電話によるバンキングに比べ、一番選ばれている方法です。

これに対し、日本は以下の表の通り、かなり低い方のようです。
(少し前の別の調査のため、直接の比較は困難ですが。)

これまで、モバイルバンキングは若者は利用しているものの、高齢者への普及が遅れているなどの議論がありました。しかし、海外での普及を見るに、必ずしも年齢を理由にして普及しないことを説明するのは困難に思えます。
残念ながら、ここでも日本のデジタル化への取り組みの遅れが目立つようです。


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