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世界の金産出量

2023年には世界で3,000トン以上の金が産出されました。

以下の表は、金の産出量における世界の主要国をリストアップしています。

2023年、最も金を産出したのは中国・オーストラリア・ロシア

2023年には中国が世界の総生産量の12%以上を占めてトップとなり、オーストラリアとロシアがこれに続きます。

中国の金鉱山は主に山東省、河南省、福建省、遼寧省など東部の省に集中しています。2024年1月現在、中国の金鉱山の埋蔵量は推定3,000トンで、世界の総埋蔵量59,000トンの約5%に相当します。

最大の産出国であることに加え、中国は金の最大の買い手でもあります。
実際、中国の中央銀行だけで2023年に225トンの金を購入しているそうです。

推定される世界の金消費量

2023年に産出された金のほとんどは宝飾品生産に使用され、残りの大部分は金の延べ棒やコインのような価値の貯蔵品として販売されました。

  • 宝飾品:46%

  • 中央銀行など:23%

  • 現物の延べ棒:16%

  • 公式コイン、メダル、模造コイン:9%

  • 電気・電子機器:5%

  • その他:1%

フィッチ・ソリューションズによると、中期的(2023~2032年)には、金の高値が投資と生産を促すため、世界の金産出量は15%増加すると予想されています。



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