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パンロマでノンセク

どうも、さきゃです。ここのところすごく寒くなってきましたね。風邪など引いてませんか?私は引きました。

突然ですが、私はパンロマでノンセクです。簡単に言うとPanromantic「性別に関係なく人を好きになる」とAsexual「他者に性的欲求を抱かない」という意味になります。日本ではノンセクという呼び名が浸透していますが、他国ではアセクシャルが主流みたいですね。アセク、ノンセクの人にも様々あって、ハグまでならできる人や手は繋げる人、全部無理な人もいます。私はハグと軽いキスまでなら平気。あの、友達との挨拶でするみたいなやつ。挨拶でキスしないか。私だけか。笑

ロマンティックとセクシャルの違いはロマンティック(恋愛対象)とセクシャル(性的対象)って感じかな〜……。パンロマンティックだと「好きになるのに性別問わない」だけどパンセクシャルだとそこに「性的対象」も含まれていくというか。難しいな!調べてみてください!(投げるな)

先程も書いた通り、私はパンロマなので様々な性別の人を好きになりますが、誰かと性的関係に発展することを望んではいません。私はついこの間まで、といっても1年半くらい経ちますが、恋人と性的関係に発展し愛されることが幸せであると無理やり思おうとしていました。

だけど、苦痛だった。それは私が初めてそういう行為に至った時、参考にしたのがAVだったからもあるかもしれないし、嫌なことを嫌と言えなかったからかもしれない。行為中に写真を撮られたり動画を撮られたりすることを拒めなかったからかもしれない。人間が性欲を剥き出しにする姿がどうしようもなく怖かったし、他人が自分の中に物理的に入り込む違和感に耐えられなかった。気持ちいいか聞かれても痛いだけだし、「早く終わってくれ」「痛い」「今日のご飯何食べよう」しか考えられない。理由が何かは分からないけど、とにかく私には無理だと思いつつも、周りがそれが幸せだと言うから幸せだと思おうとしていたんですね。あとは、行為に意味を見い出せなかった。こんなことしなくても好きは伝えられるし、愛してることも分かるのに。(こんなことって言っちゃいけないのは理解していますが、当時の感覚としてはそうでした。)

それはきっと当時の恋人が知ったら幻滅することでした。彼はそういう行為が大好きだったから。徐々に回数を減らしてみても、昼寝中にそういうことをしてくることも少なくありませんでした。彼との別れを決意したのは、これだけじゃないけどこの「性的欲求のすれ違い」は私にとって耐えられないものになっていきました。

私を私として愛して欲しい。私の生まれ持った「女」という性を見ずに、私という「人間」を愛して欲しい。いつか叶うかもしれないし、叶わないかもしれないけど、今はそんな人が見つかったらいいなぁと思ってます。

補足すると、私は「女」として生きていて楽しいです。社会的な「女」というカテゴリにいるのは好きだけど、生物学的な「女」というカテゴリには当てはまりたくない。うーん分かるかな……。説明が難しいですね。

性的欲求よりも、食欲と睡眠欲が勝ります。この2つが満たされればあとは特にいりません。好きなことして、好きな人達と話して、食べて、お風呂浸かって、寝る。それだけで日々を成り立たせていきたい。

マイノリティで理解されない、っていう風に声を上げようとは思っていなくて、これが私なんだよーっていうのだけ残せたらいいなと思って書きました。

男とか女とかXとか、LとかGとかBとかTとかQとか、もちろんPもデミも、恋愛関係に発展することを望んでいない指向の人たちもみーんなひっくるめて私は大好きです。いろんな人を好きになれる自分のことも大好きです。

自分の人生1回きりだし、自分の生きたいように好きに生きていきたいと思います。結婚願望はないし、子供が好きなのに自分の子は成せないっていうのはあるけど!まあいくらでもやりようはあるしね!

それと、ノンセクは病気じゃないので、治るとかないです。もし治るものなのだとしても私は望みません。それが私です。

なんか書きたくなりました。ただそれだけです。そんな人もいるんだなーとだけ頭の片隅の隅の隅の方に残してくれたら嬉しいです。


sakya


あとづけ

彼氏彼女じゃなくて恋人って呼び方が主流になったらすっごくすっごくいいなって思いました!

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