今年も年の瀬が近づいてきたので、1年を振り返ってみようと思う。毎年これを書くとき、過去の振り返りブログを順に読み返して、これまでの人生の思い出に浸るというのが恒例となっている。

今年で米国生活が2年目に突入した。春には就労ビザ関連でいろいろ大変なことがあり、1ヶ月程日本に滞在することになりはしたが、今のところ何とか米国で働き続けることができている。当時の出来事は以下にまとめている。

この出来事をきっかけに、米国で生き延びることの難しさを痛感し、今後の生存戦略を真剣に考えるようになった。また、自分でコントロールできない部分も多く、いつ何があって米国を去ることになるか分からないため、今のこの米国生活を後悔のないものにしようという思いも強くなった。

仕事では、引き続き米国展開のプロダクトマネジメントをしている。今年から本格的にプロダクト開発を開始し、いわゆるMVPと呼ばれるものは完成した。来年からいよいよ実際にユーザに使ってもらうフェーズに入っていくので、しっかりと結果を残せるよう継続して頑張っていきたい。

今の仕事に続けているうちに「日本では広く根付いているが米国にはまだないものをいかに普及させるか？」ということへの興味が強くなってきた。日本を離れて米国で生活をしていると、なんでこれは米国にはないんだろうと思うものに遭遇することが度々ある。次に起業をする際は、そのようなものをうまく米国に持ち込むというビジネスも面白そうだなと感じている。

また、今年の上半期は本業以外に副業もやっていて、プライベートの時間の大半を犠牲にして取り組んでいた。副業のラストスパートの時期は、就労ビザ問題による日本滞在の時期と重なり、心身ともに本当にキツかったが、何とか走り切ることができた。取り組んでいたものが公の場に出るのは年明けになりそう。

そして、下半期からはようやく副業から解放され、ホームブリューイングやハーフマラソンなど、米国にいるうちにやりたいと思っていたことにいろいろチャレンジすることができた。また、秋頃からは意識的にいろんな人と出会うようにしてみた結果、ベイエリアに友だちが結構増えてきた。こっちで働いている人はおもしろい経験をしてきている人が多いので、今後も積極的に外に出ていろんな人と出会っていきたい。

今年は旅行もいろいろ行くことができた。アムトラックでの米国横断やイースター島でのモアイ行脚など、人生でやりたかった旅を実現することができたし、国内もラスベガス、サンディエゴ、ポートランドなど、行ってみたかった街を訪れることができた。来年もいろんなところを旅して回りたい。