認められたい人に片思い_うつ病日記

一つ前の記事で「死にたい」=「ラクになりたい」という図式について書いた。そして、いまの心の体調を考えるとこういうお仕事案件はお断りした方がよいのではないか、と考えたことも。

では、なぜ「死にたい」お仕事案件をがんばってやってしまうのかというと、ある人の存在である。

その人に、どうしても認められたかった。その人は前職の先輩でとても仕事ができる人だった。その人のために働いていていたかったと言ってもいい。

ただ、その人はプレッシャーでもあった。メンタルクリニックのカウンセラーの先生からは「その人はピカペンちゃんにとってのストレッサーだから、距離を置いた方がいい」とも言われていた。

しかし、会社を辞め、うつ病フリーランスになり、その人と今3回目のお仕事をしている。「なんでそんな仕事をするの?」と彼氏に聞かれたが、わたしの答えはたった一言「褒められたいから」だった。

キツイこともたくさん言われたけど、その人からはすごく学びがあったから、その人のおかげで今の仕事ができているとも思う。

会社を辞めたとき、すごく迷惑をかけたから償いがしたいのかな。わたしの仕事を引き継ぎし、その月のお給料までくれたし、電話が怖かった時期だったから家まで見舞いにきてくれた。

ただ、前述したとおり、プレッシャーだったのは事実だ。今でも思う、まだあの会社にいたらわたしはもっともっと学びがあったのかもしれない。絶対に戻らないけど。

とにかく、その人との複雑な関係性があるので、「死にたい」お仕事案件、いや「死にたくなるお仕事案件」を受けているのである。

休むためにそういうのは今後辞めた方がいいという、わたしと、自己肯定感を上げるためにがんばれというわたしがせめぎ合っている。

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