③「弱く」てもいいと思うし、別に「サボる」こともときには必要。毎日「努力する」ことを続けると疲れちゃうし、たまに「負けても」いい。「逃げても」いいのです。

昨日は映画を 観ました。ある人に言われた辛辣なひとこと(②に載っています)のダメージが尾を引いていて、これは無理やり自分を現実世界からひきはなせねばと思ったからです。

うつ病はちょっとしたことが、ずっと頭の中から離れず私を動けなくします。よくうつ病の本に「休む時間が大切」と載っていて、正常だったときの自分は「何をありきたりなことを言っているのだ」と思っていたこともありましたが、今は「休む」ということが何にも変えられないくらい大切なことだっと実感します。

「休む」がうまくできないと、心と体のバランスがグラグラします。会社員時代、頭はやる気でいっぱいでしたが、体が震えたり、吐き気を催したり、していました。今思うと、体がサインを送ってくれていたんだと思います。

日本人にはよくあることなのでしょうか。「そんなことでくよくよするなんて弱っちい」とか「メンタルが弱いなんてかっこ悪い」という固定概念が多いように感じます。

「強いこと」「勤勉なこと」「努力していること」「負けないこと」「逃げないこと」が正しい(というか良い?)という風潮。私たちは、それに流されてしまいがちだと思います。

「弱く」てもいいと思うし、別に「サボる」こともときには必要。毎日「努力する」ことを続けると疲れちゃうし、たまに「負けても」いい。「逃げても」いいのです。

それは仕事だけじゃなくて、家事とか、人間関係でもそうだと思います。「完璧こそ正義だ」とか、「できることが美しい」のは少し観点がずれていると思っていて、「完璧じゃないからこそ、可愛い」んだし、「できなくても、いい」を認めることでもっと人間の毎日が生きやすくなります。

ある概念に囚われてしまっていることはとても悲しいことです。私は20年間くらい「完璧が正義」という考えの持ち主だったので、今その思考を変えるのに苦労しています。

なぜなら、今まで生きてきた環境や周囲の人々が人格形成にダイレクトに影響しているからです。私の場合は家族でした。このことはまた次の機会に書きます。


映画を観て少し回復したような気がしましたが、やっぱり気分がよくならなくて、今日は急ぎの仕事もなかったのでゆっくりと過ごしました。

洗濯物は3回まわしました。「完璧は正義」思考がまだ根強く残っている私は、仕事が入るとそれに支配され、家のことがおろそかになってしまいます。恋人はそれに文句を言ったことは一度もありません。でも、ふたりの生活を豊かにするためにリズムを掴みたいと試行錯誤を毎日繰り返しているのです。

今日は洗濯物を干せたし(花粉がすごいのでぜんぶ部屋干し)、昼寝もできたからよいです。

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