恋人のやさしさにあふれる_1

仕事最近本当に忙しくて、ぜんぜん眠れてなかった。昨日も2時間睡眠で夜まで仕事してたら彼氏が「帰ったらすぐ寝ていいよ、ちゃんと5時に起こすから今は睡眠取った方がいい」と言ってくれた。5時に起きて仕事をしないといろいろと間に合わない。

23時に帰宅して案の定、泥のように眠ってしまった。ふと起きたのが朝の4時。隣で寝ているはずの彼がいなくて、慌ててリビングに行ったら起きていた。

「ちゃんとピカペンちゃんを5時に起こせるように起きてようと思って」と眠い目をこすりながら彼は言った。

「寝たら、俺も起きれなさそうだったからさ」と笑っていたが、申し訳なさといとしさに溢れた。

スマホを見たら彼から3時にLINEが来ていた。

「台所の怪物を処理し、洗い物をし、ゴミ捨てをし、お風呂を沸かし、洗濯物をたたみ、カップ麺のセットをし、冷蔵庫の掃除もしました。あとは5時に起こすだけ」

ちなみに台所の怪物は腐ってしまった豚汁。笑 誰かに大事にされている実感がすごく湧いた。

つらいことがあったり、不安になったりする癖はまだ治らない。でも、この人だけが私の味方である。それだけで十分幸せだと思った。

今、仕事を終えたので帰宅して彼の寝顔を見ながらお昼ごはんを作ろう。料理は久しぶりだ。忙しくて外食ばっかりだったもんね。そうだ、彼が好きなパスタにしよう。

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