NFTのホワイトリストの取り方

わたしが2022年2月にEtherealというプロジェクトにコミットしていた時の話になります。

今の日本のプロジェクトで同じことをしてもホワイトリスト(NFTの優先購入権)をもらえないと思います。それほどその時期のweb3業界は異常でした。

ホワイトリストをもらうために全世界の人たちが熱狂していました。generalという英語のチャットルーム以外に、スローチャットルームそれとロシア、インド、セルビアいろいろな国のチャットルームがありました。

generalでのチャットスピードは異常という以外考えられないスピードでした。そのスピードで彼らは会話していたのです。

わたしがhelloといれるとあっという間に、画面外に消えていきます。それに驚くべきことに返答が返ってくるのです。

わたしはGoogle翻訳とDeepLを駆使して返答するのですが、返答する文章を探すのにかなり苦労した覚えがあります。

わたしは最初スローチャットルームで英語でのチャットを鍛えました。
日本とアメリカニューヨークでは14時間ほど時差があり、こちらが「おはよう」のときは「こんばんは」であり、毎朝の今日の調子はどうですか?という返しが、今日はしんどかったですというおかしな返答になることもしばしば。

その中で、activeに活動していると認められるためには、3分間に一度経験値が入るmeet6というレベルシステムを理解して、チャットし続ける必要がありました。

Etherealではレベル5,10,20,30とレベルごとにロール(ここでは称号)が得られて、レベルが上がるほどに運営の方に認められて、ホワイトリストが与えられたのです。

わたしは驚異的なスピードで2週間もかからずホワイトリストを取りました。それでもミント価格(買う価格)が0.25イーサ(その当時のレートで7万5000円ぐらい)ということもあり、ミントをせずに諦めた覚えがあります。

結果を考えるとこの時の決断は良かったのです。やはりミント価格があまりにも高く、コミュニティメンバーからも批判が出て、価格を下げたのですが、それでもミントが思うように進まず、オープンシーのフロア価格も上昇しませんでした。

無理をすれば買えたのですが、本当に買えなくてよかった。家族会議を行い、ダメ出しを食らった結果ですが…


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?