欲しいと思っている傘がある。高いとはいっても、1,2回外食をしなければ買える範疇で、実際に家を買うとかそういったスケールではない。買おうと思えばすぐにでも買える。買わないのは、何故だろう。

家にもスタジオにも車にも、ビニール傘が置いてある。1つか2つか、スタジオだと多い時は3つ以上あることもある。そう思いこんでいたら、1つも無くて驚くこともある。興味がないから把握していない、綿棒の本数みたいになっている。そんな存在の傘が一本になったら(現実的に東京と大阪に一本ずつが適当だろうけれど)、生活はどう変わるだろう。

東京のスタジオを目黒に移し、住まいを豊中に移した。ものとの関わり合いを見直す良い機会になった。

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