見出し画像

TMR編集室より|22.04.24 「森の音散歩」へいこう!

【TMR編集室より】ポッドキャスト「Temple Morning Radio」の編集・配信を担当する遠藤卓也がお届けする、お寺やお坊さんや仏教文化に関する副読的エッセイ

5/8(日)に高尾のとある森にて「森の音散歩」というイベントが開催されます。

主催のsawakoさんは、これまで神谷町 光明寺でも2回演奏してくださっている素敵な電子音楽家。

最初はもう12年前(!) 「お寺の音楽会 誰そ彼」にて、ギタリストのHofli(津田貴司)さんとのデュオ演奏。
その日の様子はきれいなCDにパッケージもされ、良き思い出として耳の奥に残っています。

2回目は2017年。サウンドアーティストのテイラー・デュプリーさん主宰のエレクトロアコースティックレーベル”12k”が20周年を迎え、神谷町・光明寺にて記念イベントを開催しました。
12k所属アーティストのsawakoさんが再び光明寺で演奏。お寺の本堂と電子音楽の美しい光景がたち現れた一夜となりました。

そして去年、とあるご依頼で、sawakoさんから久々にご連絡をいただき、近年のご活動を検索するとコロナ前に「森の音散歩」というイベントを開催されていたとのこと。

音楽会の出演者は、森。そして、みなさんです。時間的に、森が暗闇に覆われる頃にワークショップタイムになる予定なので、普段よりも聴覚や他の感覚が研ぎ澄まされた状態でのひとときになると思います。森の音に耳を傾けながら、参加者のみなさんにも音を出してもらって、みなさんも森の響きの一部なんだよということや、音の流れや空間の広がりを全身で感じてもらいます。

「音の巡礼」プロジェクトでやってみたいと思うことの一つに、「宗教的聖地の音を感じるワークショップツアー」があります。
以前「音の巡礼 山の巡礼」というオンラインイベントを開催しましたが、このコンセプトをいつか現地で実現させたいという思いがあります。

身延山にひとりで音を録音しにいった時に、いくらマイクを向けて電子的データとして記録をしても、切り取りきれない実感がたくさんありました。

"それならみんなで宗教的聖地に行ったらいい。" 確かにそうです。感じかたは人それぞれだし、せっかく数名で行くならば集まったメンバーなりの表現で感じあってみたい。
その表現のひとつの手がかりとして「森の音散歩」でのアプローチが参考になるかもしれない。そんな思いで、今回の開催をsawakoさんにお願いしました。

このnote「音の巡礼」読者のみなさんにも、よければ一緒に参加していただいて、「聖地の音散歩(仮)」企画に活かせる感想や意見をきかせてほしいです。ご都合つく方は、ぜひ一緒に行きましょう!

森の音散歩〜新緑に包まれて、ゆったりと音に耳を澄ます時
新緑の季節の森の中で、木々の息吹を感じながら、普段の生活では使わない感覚を開いていくイベントです。森の中で、みんなでお話をしたり、森の響きと一緒に音を奏でたりしましょう。

《森の中で耳を澄まして、身体をひらいていく時間》
まずは森の中をゆっくりと歩いて、体を包み込んでいる森の空気に意識を向けたり、森の音に耳を澄ませます。その後は、集まったみなさんと、お話をする時間をとります。

《サウンドワークショップ~森の音楽会》
音楽会の出演者は、森。そして、みなさんです。森の音に耳を傾けながら、参加者のみなさんにも音を出してもらって、みなさんも森の響きの一部だよということや、音の流れや空間の広がりを全身で感じてもらいます。音楽経験がない方でも、もちろんウェルカムです。小さな楽器か音の出るものを何か持ってきてくださいね。(こちらでも用意します。)

▶︎会場:八王子市恩方地区で「森と踊る」さんが、7年前から放置人工林をコツコツと地道にお手入れしてきた森:https://www.moritoodoru.co.jp
▶︎5月8日(日) 13:30 高尾駅北口集合
(17:30〜18:30ごろ高尾駅北口で解散予定)
▶︎参加費:3,600円(事前振込制 - Paypayでのお支払いも可能)
▶︎お申込方法:こちらのフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/cAAcm34ZXARUZTYp6
▶︎持ち物:飲み物、敷物、懐中電灯かヘッドライト、小さな楽器か音の出るもの、歩きやすい靴

※ 詳細は以下のFacebookイベントページをご確認ください


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?