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LOSTMAN GO TO CITY 2023-24@水戸LIGHT HOUSE

会場BGMはThe JamのSetting Sons

登場SEはSalon MusicのKELLY'S DUCK

さ「Hi!会いに来たよ!」(→Tokyo Bambi)

さ「ひさしぶりじゃないか!みんな元気かい?みんなの好きなザ・ピロウズを見せつけに来たよ」

さ「ここのステージの高さと、オレたちの身長が低すぎて、COLLECTORSと違ってよく見えないだろう?だからこの台に何度も登ってキミたちの顔を見るよ」

さ「キミ、さっきからジーパンのファスナーが全開だよ。気が散るから・・・。最前列の時に限ってな」

さ「20年以上使っているオレたちが登場する時にかかるSalon MusicのKELLY'S DUCK。いつもみんなの手拍子が合わないからこのツアー、テンポを少し上げてんだよ。今日のお客さんはみんな合ってたね!青森のクルクルパーなんてテンポ上げてんのにさらにその上早い。水戸は合ってた!音楽的だったな!」

さ「次の曲は、このツアーでひさしぶりにやっているShe is perfect」

(パープルアップル・ブレイク)
さ「30年以上バンド活動しているから水戸は何度も来ているんだけど、東京から中途半端に近いから水戸のホテルに泊まったことがない。来年こそ自腹でホテルに泊まってやるぞ」

さ「Ladybird girlは歌詞を書く時に小学生のオレが聞いても何を言ってるのかわかる内容にしようと思って書いたんだよ。あれはライトなラブソングじゃないか。でもそのせいで40代、50代になり先週55歳になり、いや~55歳ってすごい数字だよな~。でも真鍋くんの年齢の方がヤバい。シンイチロウくんはヤバいのかどうかわからない。それでこの顔面で歌って良いのかってことを考えてあの曲は長いこと封印してたんだよ。でもこの前佐野元春さんのライブに行って、佐野さんってオレより10以上上なんだよ。でもこの年に合うかどうかなんてことを考えずに歌いたい歌を歌っていて、そんな当たり前のことを教えられてオレの悩みなんかちっぽけなものに思えてきて、それでこのツアーでまた歌うことにした。歌ってみたら普通に良い曲だった!これからも歌うよ!」

(Last Holidayの後、拍手が長く続く)
さ「カッコよかったってことだよな」

さ「そうだ。最初の曲(Tokyo Bambi)の時、なんでスタンドマイクで歌ってたかわかる?佐野元春さんがやってたからだよ」

さ「ベース、有江嘉典です」
有「ありがとうございます。ひさしぶりのロストマンツアーということで、今日の水戸のライブとても楽しみにしていました。ここ数年は再現ツアーが続いていて、新しく覚える曲が多くて今回のツアーで演る曲を教えてもらった時まだまだ知らない曲があって、まだまだピロウズにはカッコいい曲がたくさんあるんだなと思いました。それじゃあ最後まで盛り上がって楽しんでいきましょう」

さ「ドラム、佐藤シンイチロウです」
シン「水戸はさ、水戸のライブは曲をあまりやらないで喋りがメインでいいんですよね?」
さ「なんだっけそれ?」
シン「山崎・・・」
さ「・・・山崎まさよしか。あれどうしちゃったんだろうなあ」
シン「とか言いながら曲をだいぶ演ってしまいました。もう話すことが特にないので最後まで楽しんでいってください」
さ「かなりデリケートな話題だな。それを『たいして話すことがない』って・・・」

さ「ギター、真鍋吉明です」
P「今日は来てくれてありがとう!今回のツアー、演奏する曲が決まって4人でリハーサルしてる時にリハしてるだけなのにあまりにも楽しすぎてどうにかなっちゃうんじゃないかと思いました。楽しすぎて自分を抑えないとライブ中に♫大胆なバンビ!とか歌いだしちゃうんじゃないかと思いました。それじゃあ今年最後の水戸のライブです。最後まで楽しんでいってください」
さ「『今年最後の水戸のライブ』って・・・」
P「水戸では最後ってことです」
さ「・・・オレって大変でしょう?」

さ「ありがとう!今日も最高のライブができた!水戸は去年も最高のライブだったよな。去年の水戸はライブがノーマルに戻ってくるきっかけとなったライブで、あのころから良くなってきたんだよな。Primer Beatはイントロがどうとでも取れる曲で『またI know youか!』『さわおさんBOON BOON ROCK好きだよな』『あ~これわかるなんとかって曲だ!』って。最後オレが♫Primer Beatって歌って『あ!Primer Beatだ!』って。あの曲はだいぶ前に書いたけど今の気分にすごくリンクしていて、すごいロックンロールをキャッチした。だから、くたばる前にキミたちに届けなきゃ。そしてオレたち今も迷走中です。でもそれも悪くない!また会おうぜ!」

(アンコール2の時)
さ「長生きしてるからいろんなものが溜まってくるんだよ。それで捨てたくても捨てきれないものってなにかありますか?オレは長年こういう仕事をしているからCDとかライブDVDをよく貰うんだよ。でももう部屋に置くスペースがない。しかもミスチルとかGLAYとか大きいからオレの使ってる棚に入らない。オレが男らしい人なら中身だけを取り出して、外側のケースは全部捨てるんだけどそれができない。だからオレから音楽業界の人たちに提案したいのは、CDは良いけどライブDVDを贈る習慣をやめませんか?それで(ストレイ)テナーの(ナカヤマ)シンペイにその話をしたら、シンペイが『いやボク、ピロウズのDVDよく見ますよ』って言うんだよ。たしかにオレもテナーのライブDVDよく見ますよ。でもあいつのズルいのはピロウズのライブに来ないんだよ。オレはテナーのライブに行って、その自分が行ったライブのDVDを見るんだよ。なんかありますか?」
有「エフェクターですね。それも自分のセンスと合わないやつ。捨てたいんだけどもう製造中止になってたりして、そのうち音が好きになるんじゃないかと思って捨てられない」
さ「わかる。オレ前、楽器屋でスウェーデン製のエフェクターを3万円で買ったんだけど、音がシャーーとしか鳴らない。買う前にいろいろ書いてあって結構期待したんだけどシャーーとしか鳴らない。なんかありますか?真鍋くんは女たちを捨ててきたんだよね」
P「なに言ってんのよあんた」
さ「オレは女を捨てられない」
P「ボクは捨てられてきましたよ。あの、家で家用のギターで練習するんだけどピックがすり減っていって使えなくなる。それが捨てられない。それを取っておいて人に会った時にあげてる。けっこう喜ばれる」
さ「真鍋くんはいつも客席にピックを捨ててるよね」
P「あれはプレゼントしてるんですよ。今日もプレゼントしたい」
(真鍋さんが前方の客にピックを直接渡す)
さ「真鍋くん、オレとの違いを見せつけてやる(ピックを何枚もステージの後ろに向かって投げる)シンイチロウくんは?」
シン「ボクは投げたピックを拾ってパチンコ屋のハンドルを固定するのに使ってる。ボクが捨てきれないのは、水戸の人たちの好感度を上げていいですか?お客さんから貰った手紙が捨てきれない。ボクのショルダーバックに入っている。このツアーで、今日も貰って4通になった。それが捨てきれない。ボクはファンレターをあまり貰わないのでボクのショルダーバックにはもう少し入る」
さ「オレは読んだそばから捨てていくけどね。今日のトークテーマ、オレのメリットが何もない。ウケる方にどうしても話を持って行ってしまう。そんなオレたちピロウズ来年35周年です。特にこれといったことはやるつもりがないけど、916はこっそりやろうと思います。宇都宮HEAVENS ROCK辺り」
客「え~」
さ「いや、もうちょっと大きめの箱でやります」

さ「いや~これ、ビール、手冷たくなるな~」

Tokyo Bambi
Coooming Sooon
Mr.Droopy

プロポーズ
Flashback Story
Come Down
Sleepy Head

She is perfect
Purple Apple
Have You Ever Seen The Chief?
Ladybird girl

like a lovesong (back to back)
My girl
Last Holiday

LITTLE BUSTERS
About A Rock'n'Roll Band
Stroll and roll
Ready Steady Go!

アンコール1
Funny Bunny
Primer Beat

アンコール2
Movement

 感想
渋谷クアトロに引き続き、さわおさんから「書くなよ」指令が出たのでライブレポ全部書いていません。ごめんね。
Movementをやってくれてテンション上がったよ。水戸だけじゃなくこのツアーのセトリに残るといいな~。
35周年の916の予定の詳細はカウントダウンライブで発表になるのかな?
会場BGMがチバユウスケ関係のアルバムに変わってるかも、と予想して行ったらハズレました。チバさんの話は水戸のライブでは出なかったけど、もう少し経ってからだろうね。忌野清志郎さんのときも、アベフトシさんの時もそうだったし。
水戸ライトハウスはドリンク代が500円なのに缶ビールと引き換えできて良心的な値段の店だね。いや、もちろんコンビニとかでビール買うよりはるかに高いけどね。
今日のライブレポはロブさんに手伝ってもらいました。いつもありがとう。
ライブレポを書いていて読者のみなさんのリアクションがまた次のライブレポを書く原動力になっている部分があります。
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