会場BGMはThe JamのSetting Sons

登場SEはSalon MusicのKELLY'S DUCK

さ「Hi！会いに来たよ！」（→Tokyo Bambi）

さ「ひさしぶりじゃないか。みんな元気かい？地震で怖い思いをした人もいるだろうけど、オレたちIt’s the Entertainment.最後までみんな仲良く、良い時間にしよう」

さ「みんなの大好きな、ザ・ピロウズを見せつけに来たよ」

（Sleepy Headの後）
客「カッコいい！」
さ「今のカッコよかったってことだよな。オレたち34年前からカッコいい。34年前は喉にまんじゅうが詰まってたけど、5年後ぐらいにゴックンと飲み込んだ。いい曲は提供できてたけどね。今が一番うまく歌えてると思う」

さ「次の曲もこのツアーでかなりひさしぶりにやっているShe is perfect」

（パープル・アップル・ブレイクの時）
さ「正月は後輩たちを連れて伊豆の下田という所に行ってきました。おとといの5時に家に帰ってきて、6時にはもう東京駅にいた。オレはまだウソみたいに元気だ！」

さ「Ladybird girlは歌詞を書く時に、仮に小学生のオレが聞いても、ラジオから偶然流れてきたのを聞いても意味がわかるというか、オレは変わった小学生だったので、テレビから流れてくる歌謡曲とかが好きじゃなかった。聞いてて恥ずかしくなる。♫スシ食いねェ、とか聞いてて恥ずかしくない？好きだったのはYellow Magic Orchestraとかゴダイゴとか。でも今思えば売れてる人たちだったか。でもCDには半分以上が英詩とかだったりするじゃない？チェッカーズが出てきた時『涙のリクエスト』とかは良かったけど、♫ちっちゃな頃から悪ガキで、とか恥ずかしい。いやいや、今のは無し。そんな話をしようと思ったんじゃない。Ladybird girlはライトな曲じゃない？だから40歳を超え、50歳を超えてこの顔面で歌っていいのだろうか？と思って長いこと封印してたんだよ。この前佐野元春さんのライブに行ってきて、佐野さんってオレより10以上上なのにこの曲が合うかどうかなんて気にしてない。ただ歌いたい歌を歌うっていう当たり前のことをしていて、このツアーでも歌うことにしました。で、歌ってみたら普通に良い曲だった！これからも歌うよ」

さ「ベース、有江嘉典です」
有「ありがとうございます。Lostman go toツアー、ひさしぶりで、今日のライブ楽しみにしていました。新年一発目のライブ、正確には年末のカウントダウンライブがありますけど、あれを抜きにするといつも仕事始めは高円寺でのワンマンライブがあるのですが、今年はその前にここでのライブがあり、仕事始めといった感じでとっても楽しいです。それじゃあ最後まで盛り上がっていきたいと思いますのでよろしくお願いします」

さ「ドラム、佐藤シンイチロウです」
シン「今日ここに来る前、大宮駅のコンビニでまずいおにぎりを買って食べてたら、あ、そうだ。今日これから米どころに行くんじゃん！と思いました。というわけで、このあと米どころのお米を堪能したいと思います」

さ「ギター、真鍋吉明です」
P「今日は来てくれてありがとう！今回のツアー、後半になってもうすぐ終わりが見えてきて寂しいですが、このツアーやる曲が決まって4人でリハで音を鳴らしているだけなのにすごく楽しくて、自分を抑えないと、自分を抑えないと♫大胆なバンビ、とか歌い出しそうになってしまいました。それじゃあ、最後まで楽しんで、よろしく！」

さ「サンキュー！ありがとう！」

さ「アンコールサンキュー！」

さ「Funny BunnyとMy Footのイントロが似ているのはわかるけど、その次の曲は『お！I know youか？BOON BOON ROCKか？あ～わかんないけどアレだ！』で、オレが♫Primer Beat、って歌うと『あ～！Primer Beatだ！』ってなるのを見るのが好きです。Prime Beatはだいぶ前に書いた曲だけど、今の気分にジャストフィットしていて、とっておきのロックンロールをキャッチした。くたばる前に1ヶ所でも多くライブをやってキミたちに会いに行かなくちゃ。そしてオレたち今も迷走中。でもそれも悪くない！」

（さわおさんが有江さん側の最前列にいた少年にピックを渡す）

さ「みんな大人だから大丈夫そうにしてるけど、大丈夫？オレは元気！」

さ「2022年の夏のオレの話をして良いですか？メンバーはどこかのライブで聞いていると思うんだけど、続きがあって、その話をしたい」
P「楽しみです。聞かせてください」
さ「オレは毎日のようにタクシーに乗るんだけど、タクシーで揉め事を起こしたくないんだよ。でもなんかしら起こってしまう。タクシーを拾うとき、うちから少し歩いてそこには日陰もあって、タクシーが拾いやすいんだ。そこの近くに幼稚園（『幼稚園』のアクセントが変に聞こえる）幼稚園？幼稚園があって、お迎えの人が来たら譲って下流に行く。でもその日は20分待っても来ない。オレも一応タクシーを呼ぶアプリとか持ってるけど、それはいい。道って上流と下流があるじゃないか。そしたら黒いシャツに黒いズボンに黒い長髪で、黒い紙袋を持ったすごい痩せた男が来て、なんていうんだろう、なにをやってるのかよくわからない人が来たんだよ。で、やっとタクシーが来たから乗ったら『てめえ！このやろう！』って言うんだよ。そしたらオレはそいつに興味が出てきて、タクシーの運転手は早く出ようとしてドアを閉めようとするんだけど、オレは出ようとしたからドアにぶつかった。運転手さんに『ちょっと待っててください』って言って、そいつに『どうしたの？』って言ったら『てめえ！このやろう！』としか言わないんだよ。その男としても、白いシャツに黒いズボンの男が乗り込んだけど、近づいてきたらタトゥーとかが入っていて、予想してたのと違う。でも今さら引くに引けないから『てめえ！このやろう！』って言うんだけど、経験上殴る気があるならその時すでにオレは殴られているはずなのね。『てめえこのやろうじゃなくてさ、30分以上前から来てたからわかるけど、あんたさっき来たでしょう』って言ったら『日なたにいるほうが優先じゃねえのか！』って訳の分からない事を言うんだよ。しまいには『どこまで行くんだ！』って『蓮根だ』って言うから『途中じゃねえか、乗っていくか？』って一緒に乗った。運転手さんが（ハンドルを持つ手が）ブルブル震えてて、その男がオレのタトゥーを見て『タトゥー？』『うん』『バンド？』『バンド』『ロック？』『ロック』って。ロックって答えました。そいつ近所に住んでるからまた会ったんだよ。タクシー乗り場で会って、今度はそいつが『おう、今日は乗っていくか？』ってタクシーはそういうシステムじゃない。この前スーパーで会って、オレオレってやったら『バンドはどう？』『うん、まあまあだね』って答えたら『メジャーデビューできそう？』って。いや～メジャーじゃないけど横浜アリーナ満員にしましたよ。今度そいつと飲みにでも行きたい。そう、35周年じゃないか。特に大きなイベントはやらないんだけど、今年の916はどこかでやろうと思っている。大きくやるとしたら40周年だな。今年の916は敬老の日でオレたち的には良いんだけど、3連休だから大きな会場は1日だけだとなかなか貸してくれない。ジャニーズとかに貸したがる。だから今年の916はそんなに大きくない所でこっそりやるよ」

Tokyo Bambi
Coooming Sooon
Mr.Droopy

プロポーズ
Flashback Story
Come Down
Sleepy Head

She is perfect
Purple Apple
Have You Ever Seen The Chief？
Ladybird girl

like a lovesong (back to back)
My girl
Last Holiday

LITTLE BUSTERS
About A Rock'n'Roll Band
Stroll and roll
Ready Steady Go!

アンコール１
Funny Bunny
Primer Beat

（客出しはピロウズのプロポーズ）

アンコール２
Movement

　感想
まずはなによりも今日のライブを中止にしないで実行してくれたピロウズとその関係者の人たちに感謝します。
となるとどうしても今日の感想は震災のことが中心になるよね・・・。言及しないのも変な感じだし。
311の翌日にHorn Againツアーの広島のライブに行った時も思ったけど、被災地で大変な思いをしている人たちがいるのに、他県から遊びに来ていいのかってことだよね。
ライブに行くのをやめる、とか、ライブには行くけどこっそり行ってライブレポは書かない、とかいろいろ考えたけど、やっぱりなんかそれは違うと思ったんですよ。いつも通りやろう、と。
今日のライブレポは炎上するかもだけど、でも良いライブだったし、ボクにできること（まあ募金とかになるんだろうけど）をやろうと思った。