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VOICEPEAKに手を出した結果

作曲家の山本雅一です。

今回は朗読をAIにやらせてみた、という話です。
知る人ぞ知る?入力文字読み上げソフト「VOICEPEAK」を使って色々読ませてみました。

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」をコンピュータにしゃべらせたのですが、これがすごくリアルなのです。

こんな感じでしゃべってくれます。
(動画で使われている画像のほとんどは、photoACさんのフリー素材です)

もちろん色々調整は必要なのですが、入力した文字をそのまま読み上げてくれるので恐ろしいほどカンタンなのです。

これはもともとリアルの朗読+音楽のために作曲したもので、ある創作劇のワンシーンでしたが、これだけ独立してもいいかなと思い切って作ってみたのでした。

VOICEPEAKを使うと、好きな声優さんの声で自分の打ち込んだ文章を読んでもらえます。ちなみに今回使ったのは「商用可能ナレーター」です。

この頃は色々なAIが出てきていて、絵も描ける様になっている様です。
私は音楽を作るので詩や物語に音楽をつけるまでは出来ますが、朗読や絵描きは出来ないので、こうしたAIの技術を借りて映像作品を作れる様になったのはすごい事だなと思います。
ちょっとした映画監督、またはプロデューサーの様な気分。

音楽もフリー素材がありますし、センスさえあればAIに指示を与えてうまく組み立てて映画の様に仕上げる……なんて事ができる様になるんでしょうか。
独創性の出し方が課題になりそうですが、少なくとも人件費がかからないので、私の様な時間はあるが金もコミュ力もはない(!)人間には興味深いのでした。

それでは、また別の話題でお会いしましょう!


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