3回休止したということは4週間ぶりの注射である。

何か困ったことが起きるかなとほんのちょっと思ったけれど、今日は112回目。十分手順に熟達していて、問題なく打てた。

エンブレルは自己注射である。私が使っているのはペン型ではなく、普通の注射器だから、空気を抜いて、針を刺して、内筒を押し込む。最初、看護師さんの指導のもと、4回ほど病院で打ったけれど、それ以後はずっと自宅で風呂上がりに打っている。

同じ病気にかかっている幼なじみは、「自分の打つのはいやだから」と病院に行って打ってもらっている。彼女の注射は月イチだから病院で打つのでもいいかもしれない。私のは毎週だから、家で打ったほうが時間的に楽だ。それで、自己注射を選んでいる。

生物学的製剤は点滴か注射だということはリウマチの治療をはじめた当時２０年前から知っていた。いずれは自分も使うことになると思っていたので、自己注射の覚悟はできていた。

幼なじみは３年前、急にリウマチになって、そして今は生物学的製剤を使うことが標準治療になっているから、選択の余地無く注射が始まったそうだ。そのおかげですぐに楽になったそう。でも、打ってもらうのでも注射はいやだって言っている。

注射打たれるの、好きな人はいないよねえ。生物学的製剤の主成分はたんぱく質だから、口から飲んだら消化しちゃうからね、注射じゃないと効果が出ない。仕方ないよね。