正月早々、お小言をいただいてしまい、ガックリ。言ったほうは、小言のつもりはないのだろうけれど、受け取った私にはそう聞こえた。相手は何気なく言った言葉だと思うので、その場では何も言わなかった。

しかし、そういう対処は後からじわじわと効いてくる。気持ちがどんどん落ち込んでくるのがはっきりわかる。こういうとき、自分の機嫌は自分で取る以外、直す方法はないと思っている。そして、こういうときの私に効果があるのはただひとつ。

外へ出て、美しいものを見ること

人の手が作った精緻な細工物をたり細かく描き込まれた絵を見たりすると、気分が上昇してくる。とはいえ、今日はまだ正月２日。細工物や絵を見に行けそうなところは人出がすごそうだ。

だから、工場のパイプが絡み合ってるそばを通ったり、高架橋の下を潜ったりしてきた。そういうものも、人の手が作った細工物だから。

そうやって町の中を１時間ほど彷徨いて、ようやく気分が元に戻った。明日から仕事再開だから、気持ちを整えておかないとね。