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記念日を活用して「売り物」を周知する

悶絶しそうなほどかわいらしい、
猫の顔だ。
目がクリクリっと真ん丸で、
一途にこちらを見つめている
様子が何とも愛らしい。

2月22日は「猫の日」
2=「にゃん」ということで、
それが3つも重なっている故の
「にゃん、にゃん、にゃん」という
語呂合わせが、記念日登録されている
理由のようだ。

「猫の日」前後には、SNS上を中心に
やたらと猫の写真とか、猫との思い出
とか、猫にまつわるコンテンツが、
かなりの勢いでネット上を飛び交って
いた。

みんな猫のことが好きなのだ。
大好きなのだ。

とはいえ、犬好きだって同様に多いはず。
「犬派か?猫派か?」
という質問は、場をつなぐ質問として
非常に上手く機能するなんて話もある。
実際のところ、どちらが多いのだろうか?

昨年の11月に実施されたらしき調査の
結果では、犬派が4割、猫派が3割強と、
犬派がやや多いようである。

猫の日があるからには、犬の日もあるはず。
探してみると、猫の日と同様、鳴き声の
語呂合わせで「ワン、ワン、ワン」
読める11月1日がそれにあたるようだ。

このような、「記念日」を活用して
マーケティング/PRを展開する事例

枚挙に暇がない。

この度の「猫の日」に続く2月23日は、
今上天皇の誕生日であるわけだが、
同時に「富士山の日」でもある。
これまた語呂合わせによって生まれた
記念日だ。

この記念日を上手く活用して、地元を
盛り上げようという企画が走っていた。
その名も、「富士山の日祭り」
「日祭り」は、富士吉田市の名物でも
ある「火祭り」とも掛かっている。

先日、このお祭りのことをこちらの
投稿で取り上げた。

祭りの言い出しっぺである
桑原孝太実行委員長とは、
学びの場を共にした仲間なのだが、
この度の猪突猛進ぶりは、いつにも
増して目をみはるものがある。

昨晩の7時過ぎ、夕食を食べながら
NHKニュースを流していたら、
バッチリこの企画が取り上げられ、
インタビューを受ける桑原さんが
ドドーンとTVに映った
のだ。
ここまでメディアに取り上げられたら、
PRとしては超がつく大成功

PRの世界では、「メディア換算額」
いって、TVなどのメディアに露出した
枠とその時間をもし買っていたとする
ならばいくらかかっていたか、金額に
換算して把握する
ことがある。

厳密に言えばNHKの枠は買えないが、
視聴率などの数字から、民放と比較して
換算額を割り出すことは可能。
そうやって計算したら、恐らく数千万円
単位、下手すると億単位の露出
を稼いで
いたかもしれない。

記念日を活用して露出を稼ぎ、
自分たちの「売り物」を知ってもらう。
独り善がりな内容ではなく、あくまで
視聴者にとって有益で有用な内容
企画にさえできれば、極めて大きな
露出獲得も夢ではないのである。



己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。