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FOODEX JAPANに行ってきた

食品業界に初めて飛び込んで
間もなく半年。
多少は慣れて来たものの、
まだまだ分からないことも多いし、
そもそも食品と一口に言っても
多種多様。

丁度、東京ビックサイトで
大きな展示会が開かれることを
友人から聞き及び、情報収集がてら
行ってみることにした。

それが「FOODEX JAPAN」という
展示会。
日本能率協会が主催する、
ビックサイトの東1~8ホールまで
借り切る、かなり大きなイベント
である。

今年の会期は、3月7日から10日までの
4日間。
サイトの説明が、既に来年版の日程に
切り替わっている。

今回、初めて参加者登録をさせて
もらったのだが、この登録が意外に
面倒、というか厳格

個人情報の入力を精緻に求められた。

コンバージョン重視、即ち実際に
来てもらう人を増やすこと優先で、
入口をゆるく設定する事業者も
いるが、この展示会はさにあらず。
むしろ、入力を断念する人がいても
仕方ない位の勢い

行ってみて分かったのだが、
とにかく試食や試飲の類が多い
YouTuberやブロガーの類も含め、
ビジネスには発展しにくい一般人が、
試食・試飲したいからと入場してくる
のをむしろ阻止したい
のだろう。

あくまでもこの展示会に出展する
事業者の目的
は、実のある「商談」
機会を創り、自社のビジネスを発展
させること
にある。
そのために、入口部分でしっかり
スクリーニングしているのだろう。

最終日の10日にお邪魔したのだが、
大層な人出であった。
ハードルを上げないでおいたら、
会場はもっと混みあっていたで
あろうと考えると、妥当な措置なの
だと納得した次第。

残念ながら、ゆっくり回る時間が
なく、興味あるところだけを
ササっと見て回ったにとどまった
今回。
来年は是非まる一日は時間を確保し、
ある程度ゆっくり見て回りたいと
感じさせられた。

というのも、試食、試飲が本当に
充実していて、興味深い商品を
試したかったものの、ごく一部に
とどまってしまったから。

それでも、今話題のコオロギを
使った食品
(これは後日別途noteで
レポートするつもり)だったり、
地方の特産物の一部を試させて
もらった。

日本全国の各都道府県から、
様々なブースが出展
しており、
冒頭の写真に使ったものも
そのうちの一つである。

香川県「希少糖」押しで、
全てのブースを同じピンクの
デザインで統一し、基本的に
「希少糖」に絡む出展社・者に
絞り込む形で展開
していた。

他の都道府県で、ここまで
ブースを統一しているところは
ほとんどなく、官民の連携、
県のリーダーシップが機能
して
いることを思わせる。

「希少糖」でGoogle検索すると、
二番目に香川県の下記のサイトが
出て来るほど、一押しの様子。

香川県は専ら「うどん県」だと
思っていたので、「希少糖」が
ここまで売りになっていることに
少々驚いた。

折角高額の出展費用を払う以上、
香川県のように事業者を取りまとめ、
最大限のインパクトを出すのが
望ましい

但し、「希少糖」が、会場を訪れる
方々のニーズに応えるコンテンツと
して正解だったどうかは、私には
分かりかねる
部分。
ブースの人だかり具合が、必ずしも
他に比べて突出してはいなかった。

「希少糖」の市場における動向が
今後どう推移していくかは、
興味深く見守りたいところだ。

他にも思うところがあるので、
続きを後日書きたいと思う。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。