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「大人のサードプレイス」へのお誘い Part2

今でこそマーケティングの仕事を
しているが、社会人になりたての
時分は、マーケティングのことは
ほとんど素人だった。
実際、最初の4年程は、大学、大学院
で学んだ法律の知識や考え方を活かす
ことのできる部門で主に仕事をして
いたのだ。

法学部出身というと、司法試験に合格
して、裁判官、検察官、弁護士といった
法曹の仕事に就くイメージ
があるかも
しれないが、司法試験は極めて合格率の
低い難関であり、私自身は法律と経済の
あいの子的な学問を専攻しており、
法曹になるという選択肢は結局選ばずに
今に至っている。

法曹の中で最も人数が多いのは弁護士で
ある。
弁護士と一口に言っても、民事事件を
主にやる人、刑事事件を主にやる人、
独立してやる人、イソ弁といって他人の
弁護士(ボス弁)事務所に居候よろしく
働く人、企業内弁護士としてサラリーマン
的な働き方をする人、、、色々なタイプの
方がいらっしゃる。

弁護士を選ぶ際に、選ぶ側は一体どんな
基準で選ぶのだろうか?
普段お世話になることが少ないだけに、
とんと見当もつかない、という人が
多いかもしれない。
となると、他の人に評判を聞いてみる、
というのがありがちなアプローチ。

日経が毎年、弁護士のランキングを
発表しており、このような「権威」を
参考にして弁護士選びをしている会社
も多いのではないか
と推測する。
一昨年になるが、この日経のランキング
で労務部門の総合ランキング6位

ランクインした、倉重公太朗さんという
バリバリのやり手弁護士がいらっしゃる。

この倉重さん、弁護士という枠に収まらず
に、非常に幅広い活躍をされている。
現在「Yahoo!ニュース」の個人という
カテゴリで、精力的に情報発信をされて
おり、そこで小杉俊哉さんを4回にわたる
インタビュー記事を最近アップしていた
ことからその存在を知った次第。

弁護士、しかも労働関係と聞くと、
とても地味なイメージ。
また、使用者側と被用者側に色分け
されることが多く、特に使用者側と
なると「権力の犬!」と言われ、
逆に被用者側だといわゆる左翼的、
何でもかんでもすぐに「訴える!」と
いう輩が多い
という印象だ。

そんな倉重さんと、小杉俊哉さんの
対談企画が昨晩行われ、私は耳だけでは
あるが90分ほどお二人の話を拝聴する
機会に恵まれた。
つい一ヶ月ほど前、下記のエントリーで、
倉重さんの手になる小杉さんへの
インタビュー企画をご紹介した。
この企画を記念して、「大人の小杉ゼミ」
の企画として実施された対談である。

詳しい内容は差し控えるが、
倉重さんの「バランス感覚」
非常に印象的で、終始その説得力に
圧倒された対談イベントだった。
労働関係の弁護士とは全く思えない、
極めて真っ当な発言の数々。
キャリアを考える上で、
「その通り!」
と膝を打ちたくなる話ばかり。
小杉さんがよく語ってくださる内容と
近しいことも多く、こんな弁護士さん
がいたらそれは人気になるはずだ。

弁護士としてだけの活躍にとどまらず、
周辺領域へと積極的に出て行って、
情報を発信し、他者と交わり、
とにかく「行動」をしている
人だから
こそ、これ程バランスの取れたモノの
見方、考え方ができるのだろうなと
しみじみ感じ入った。

著書も多数出ており、専門書が多い中で
一般向けにはこちらの本がオススメだと
思われる。

そんな素晴らしい対談の直後で、
大分ハードルが上がった気がする
のだが、何と来週火曜日の20時から、
同じ「大人の小杉ゼミ」において、
私がゲストスピーカーとして講演を
する
という僥倖に恵まれた。
テーマは、
「マーケティングをキャリアに活かす」
である。
ご縁とチャンスを頂いたからには、
精一杯自分の出せるものを出して、
お役に立つべく努めるのみ。
乞うご期待!

「大人の小杉ゼミ」は、学び続ける
ビジネスパーソンをサポートする
場として、月に1、2回程度、
とてもためになるイベントを展開中。
なぜか4月は毎週のようにイベントが
あり、費用対効果が極めて高い
興味ある方は、是非覗いてみて欲しい
と思う。


己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。