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「型破り」と「形無し」

一昨日の夜のこと。
今週の土曜日に私も出演予定の
パフォーマンスライブ
「Z-1グランプリ」
が満員御礼となったことを記念して、
イベントをより盛り上げる趣旨の下、
Facebook Liveに参加させてもらった。

「Z-1グランプリ」とは、
こちらのnoteで書かせてもらった通り、
スタンダップコメディの日本における
第一人者
のひとり、ぜんじろうさんから
トークスキルを学ぶワークショップに
参加した15名の卒業公演。
「M-1」が漫才の「M」であるように、
ぜんじろうの「Z」を取ったわけだ。

トークの相手、MCをしてくださったのは、
ワークショップで一緒に学んだ仲間であり、
職場コミュニケーションの専門家である
アンディ中村さん。

そもそもワークショップに参加した
動機
は何だったのか?
ぜんじろうさんから学んだことで、
最も心に残っているのは?
「Z-1グランプリ」に向けた抱負は?
などの話題で、あっという間に40分が
過ぎ去った。

Z-1盛り上げライブ 第三弾!!

Posted by Atsuhiko Andy Nakamura on Sunday, January 8, 2023

このように、第三者から適切な問い
もらうと、脳みそが急回転を始める。
そして、客観的に自分の状況を見つめる
ことで、様々な気付きが得られることが
多い。
正に、コーチングや 1 on 1 を行うことで
得られるメリットそのものだ。

今回、ぜんじろうさんに学んでいること。
それは、今の自分の人前で話すスキルを
次元の異なるレベルに引き上げる

そんな可能性を秘めているものだと
思っている。

それなりに場数を踏んで来たし、
スピーチに関しては割と器用な方だと
自覚
をしてきたのだが、
その「器用さ」を一旦棚上げにしない
ことには、一段上のレベルには行けない。
そんな趣旨を、ハッキリと断言された。

それゆえ、その「生みの苦しみ」に、
未だもがいている最中だ。
残り4日しかない。
しかし、最後まであきらめず
折角だから何とかその教えを実地で
モノにしたい。

そんな思いである。

スピーチには「型」がある。
今回は、ぜんじろうさんの持つ「型」
学ぶべく、ワークショップに参加した。
ならば、一旦「型」を身に付けるまでは、
余計なアレンジを加えるべきでない。
でないと、「形無し」になってしまう。

「型」を自らの身に付けた上で、
初めて「型破り」ができる
のだ。

この辺の話は、『風姿花伝』で世阿弥が
説いたこととも大いに重なる。
型は窮屈かもしれないが、一旦ハマって
みる必要がある。

その上で、はみ出したところが個性だ、
そんな趣旨だ。

今回の目標は、「型」通りにスピーチを
仕上げる
こと。
「型破り」まで背伸びする必要はない。
逆に、「形無し」になってしまわない
よう注意して、次につながるステージを
目指したい
ところである。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。