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中学受験の考え方 ~塾の先生・30年の現場指導から~

はじめまして。朝風呂読書家です。
簡単ですが、私の自己紹介をさせていただきます。


大学1年生の4月から、現在、勤務している教育関連企業の塾部門で講師の仕事を始めました。当時は1教室しかない小さな塾で、講師もほとんどが学生。サークルのような感じで、学生がカリキュラムや教材、テストを作成していました。また、学生でありながら、保護者会でのトークや保護者面談をやることもありました。正社員のような大学生活を送っていた私は、もはや何の違和感もなく、その企業へ就職。その後、生徒数が順調に増えていき、それと同時に教室数も増えていきました。


現在では、保育園、幼児教室、小中高大学受験、学童保育を運営するまでになりました。私は、塾部門で勤務し、大学1年生のときから数えると、30年を超えました。その間、中学受験指導、高校受験指導、TV入試解説番組への出演、教室長、エリアマネージャー、経営企画など幅広く経験を積んできました。


いろいろやってきましたが、私が得意とする分野は、次の3つです。
・保護者さまからの学習相談、保護者会、講演会
・大手塾の授業には向いていない生徒さんの指導
・私立中堅校の中学受験指導


現場の目線で、保護者さまのお悩み=お子さまの学習に関するお悩みにお応えして参ります。


今回の記事は、30年の現場指導をもとに中学受験の考え方をまとめてみました。中学受験について迷われている方のご参考になれば幸いです。

●中学受験の考え方1「偏差値を正しく理解しよう。」
●中学受験の考え方2「中学受験を考えるためのシンプルな質問」
●中学受験の考え方3「私立中学受験と公立中高一貫校受験の違い」
●中学受験の考え方4「中学受験と習い事の両立問題」
●中学受験の考え方5「小6になってからでも中学受験はできるのか?」

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