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2020/05/31 無限城は素敵/アニメーターはすごい

休日。いつもより早めに目が覚める。外は雨。昨夜は10巻まで読んでいた吾峠呼世晴『鬼滅の刃』の続きを読む。ひとまず今読める20巻まで。竈門炭治郎と鬼舞辻無惨との対決に向かって話は進む。完結が何巻になるのかは知らないが、21巻は7月発売らしいので楽しみができた。

ようやく原作をおさえたところで、アニメ版も見る。ストリーム配信で見られるのが手軽でありがたい。
先にアニメを見てしまうと、原作を読むときにどうしても登場人物の声や演出に引っ張られてしまうので、可能な限り原作を読んでから臨みたい。そうすると「あの場面とこの場面をここでこんなふうにつなぐのか」と気づくことがあったりして、アニメならではの楽しみかたができて結構楽しい。

妙な引き延ばしもなく、原作どおりテンポよく話は進む。アニメ全26話は、だいたい7巻前半までを描く。昨日書いたように、7巻の煉獄杏寿郎をめぐる無限列車篇は本作での重要なエピソードだけに、アニメでも見られたらいいなと思っていたので少し残念だった。(後で検索してみると、今秋無限列車篇は映画として公開されるらしい。そのときは姪1号を連れて行けるかな?)

アニメ版、きれいな映像だなあと感心しながら見たけれど、一番目を奪われたのは、最終回第26話で登場した鬼舞辻無惨の本拠地「無限城」の映像だ。あれはすごい。その前に、鼓屋敷のエピソードで鼓の鬼・響凱が鼓を打つごとに回転する屋敷もすごくよかったのだけど、無限城はゆうにその素敵さを上回る。無限の名に偽りなしの目眩を起こしそうな空間。エッシャー的。どんなふうに描いているのかは知らないが、ああいうものを作品として生み出せることがすごい。わたし、『無限城設定集』みたいな本があったら絶対買います。

アニメで『鬼滅の刃』を楽しんでいる姪1号(5歳・禰豆子としのぶさん推し)とは、これでいつでも話ができそう。どんな話になるかな。

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《2020/06/01 補記》
アニメ、浅草での炭治郎が無惨と初めて接触する場面、浅草十二階が何度か美しい姿で登場したのが嬉しかった。

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