初の「演出」終えて

と、仰々しく書くが悲しいことかな、最終的には脚色するわ、チラシデザインやら……細々としたことをしていた。
なにわともわれ小劇場の演出をした、それは変わらないのですが……

次はなにをしようか……
上昇志向のようなものはないのでボンヤリしている。公演にご協力いただいたスタッフさんらからは『演出は続けていきなよ』と言われたが、まぁ程々に。勉強はしていきます。「小劇場の演出をもっとやりなよ」の意味だったのだろうか? 興味はあるが……まぁそんな機会はそう訪れないだろう。機会を他社に設けてもらえるなんて、それこそひと握りの才能のあるものだけだと思うので、やるとしたら自力になるのだが、それにはまぁ色々時間も掛かるしなぁ……どうにも費用対効果を考えてしまって、他人を巻き込んでなにかを与えることが出来るのか。そういうことを考え始めるとなかなかに動けない。満足のいく謝礼を払えない以上は趣味や好意などに頼らざるを得ないし。無償の好意に依存すると人としてよろしくないような気もする。

「演出はワガママをもっと言いなさい」
とは言われたのだが、どうにも苦手である。あまり言わないし、俳優やスタッフさんらが持ってきたものに反応を大きく返さないので、それが違っているのか、単純に演出家として作品の完成像を持ってないのか、分からないらしい。いや、完成像は持ってるんですよ。でも、完成を目標にするものではないし、また変化して然りだと思うので……ひたすらにプラスになるであろう追加をしてるんですけど……言わねば伝わらないのでしょうね。でも、そもそも的外れなことにならないように、人を選んで集めて、集まってもらってるし……と言うのを言わねばならないのだろうか?

とかとかとか、思いながら次の準備をちまちま始める。
相変わらずのカフェ公演なんですけど。幸いにもなんとなくファンがついたり、興味持って関わりたがる人もいてくれるので……ちまちま、やってみる。なにもせずにはいられない性分みたいだから。

生きる糧となります。喫茶のお茶代……ひいてはアレです、執筆のために頂戴いたします。つまり、ふへへへカフェインだ