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主人と出逢ったのは今から一年ほど前、マッチングアプリがきっかけでした。
 出会いから一年の交際を経て、令和元年5月1日に入籍。晴れて夫婦となりました。一時話題となった「令和婚」です。
 そう考えると、2歳の娘は…?ということになりますが、娘は主人の連れ子。彼はシングルファザーでした。

 冒頭でもお話しましたが、マッチングアプリと聞くとイコールSNS、ネット、出会い系といった閉鎖的なマイナスイメージを持つ方がネット社会と言われる今の時代でもなお大半を占めるのではないかと思います。
 自己紹介文と数枚の自身の写真らしきものという数少ない情報でしか得ることができない異性とアプリ上で出会い、メッセージのやりとりをしたり、進展していくと食事に行ったりどこかへ出かける。この時点ですでに嫌悪感や不信感を持つ方が多くいらっしゃるかと思います。時折出会い系サイトを利用した悪質な犯罪がニュースでも取り上げられることがあります。そのような報道を知っていて怖さを感じない人はいません。そして約束を取り付ければ次は日時や場所、などのやりとりを繰り返し情報量過小で文面や声だけしか知り得なかった相手と「直接会う」ということになるのです。このような流れが悪いイメージを彷彿したり、通常の恋の始まり方と相違しているということに違和感を覚える人が大多数を占めるのではないでしょうか。
 出会い方の順序が違うだけで、通常の恋愛における出会い方となんら変わりはないと思うのです。
 アプリを始めた当初、私も先述したように怖さや不信感がまったくなかったわけではありません。ですが、マッチングアプリにもいくつか種類がありますが、ほとんどのアプリではFace Bookと連携されており友達が10人以上の方ではないと登録が不可能なこと、24時間365日の監視体制、身分証明書の提示、男性会員は有料ですが女性会員は無料で利用することができます。全体的に見ても女性に安心なアプリです。そのような管理やシステムがあってか男性会員の方々も誠実で真剣な恋愛を求めている方が多くいらっしゃるように見受けられます。俗にいうサクラや悪徳業者には出会ったことがありません。
 アプリを始めて2ヶ月が経った頃、数名の男性とメッセージのやりとりと繰り返し、食事に行く機会が何度かありました。いくら文章を通じて交流はしていても実物に会うのは初めてであり緊張するもの、新鮮さやドキドキする高揚感はありましたが、抱いていたイメージと実際の姿のギャップや、同じ時間をともに過ごしてもどうしても将来をともにするイメージが想像できず、それっきりという出会いが続いていました。

 もうこれっきりにして少し休もう。

 そう決心し最後にマッチングした相手、その相手が今の主人でした。


#恋愛 #結婚 #馴れ初め #マッチングアプリ #旦那 #夫 #シングルファザー

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