高松宮記念の予想(本命はマーチSかな)

X(旧Twitter)で土曜の朝にもう意思表明はしました

で、昨年の自分の予想と何が変わってるのかと思って振り返ってみたところ

あまり成長していないかもしれません 笑

昨年に関しては人気馬の取捨のみ成功

今年もそれなりに人気馬の取捨についての自信はあるので問題は買い方って感じになりそうかな?と

記事自体は検索してもらえば各馬の診断も細かく書いているので気になる方は昨年の記事も読んでみてください


内がとにかく荒れやすい中京の芝コース

JRA発表の馬場状態を見ても直線までの3〜4コーナーをずっと内で回ると坂でいっぱいになるというシーンが目に浮かびます

内ラチピッタリが使えた開幕から2週以降の中京1200mであれば外枠が極端に不利になるとは個人的には考えておりません

基本的には外にうまく出せた馬での決着を見込んでおりますので極端に内に侵入してしまった馬でなければほぼ全馬にチャンスがあるメンバー構成だと思います


【馬場状態からの狙い】

良馬場であれば一番のキレを使うようなタイプではありませんし全体の世代レベルにいちゃもんがついてしまっている4歳世代(特に牡馬)で4倍以上の1番人気ともあれば⑥ルガルのことは疑うのが普通だと思います

しかし今回の高松宮記念でのルガルは圧勝まであると感じている理由が馬場適性です

母父のNew Approachは堅い馬場が大の苦手で降雨の予報で出走を決めた英ダービーを勝利した馬で馬場状態が悪ければ悪いほど結果を残した馬です

そのNew Approachの半兄には雨の重馬場でエイシンバーリン、シーキングザパール、ワシントンカラーらを退けて高松宮記念を制したシンコウフォレストがいますし、本馬の父ドゥラメンテの馬場不問が更に適性を上げてくれているとも思っています

3歳時の葵Sや直近の京阪杯からも究極のスピード決着にはルガルも向かないイメージがあるので時計がかかる馬場になることが間違いなさそうな今年の馬場であればやれない方が不思議だというのが私の見解です

隊列的にもテイエムスパーダ、ウインカーネリアン、モズメイメイらを行かせた後の4〜7番手で極端なインの進路を取らなければあっさり突き抜けるイメージを持っての◎としました

実際問題、西村Jが攻めすぎて前々の意識が強すぎてイン攻めからのイン突きで失速というパターンが無いとも言えませんがここで重要になるのは馬場適性です

相手関係が弱かったからこそのパフォーマンスと言えなくもないですがこの橘Sの動画を見てもらえばと思います

角田Jが直線途中で「あ、やりすぎた」みたいに振り返るんですよね

ちゃんと走らせればもっと突き放したでしょうし、この馬であれば内の悪いとこでも苦にしなさそうな気もします

それで結果が伴えば西村Jのファインプレーのように讃えられるでしょう

ルガルに全幅の信頼を置きたいと思ったのは

①馬場適性
②隊列的有利
③血統背景

④西村JのGⅠへの意欲

とでもしておきます


あとの印の補足としては

◯⑫ロータスランド→引退レースでもあるのであまり大袈裟な印は本来つけたくないんですが、このところしっかりと良馬場でも終いは確実に伸びてきていますし良すぎず悪すぎずの馬場の適性についてはかなりのものがあるので乾坤一擲の末脚に賭ける手はあって良いかと思います
この枠から最内侵入も無いと思うのでギリギリの良いとこを割って伸びれば鞍上も怖いところ


▲⑧ソーダズリング→スプリント適性はむしろ高いのかなという道中の反応をした前走の京都牝馬S
メイケイエールとモズゴールドバレルに挟まれるような形になって直線を迎えてしまいましたが、メイケイエールを外に飛ばすように怯むことなく抜け出してラストはナムラクレアを凌ぎきったゴール前の攻防は伸び負けしませんでした
馬場が極端に悪くなりすぎると心配ではありますがこの馬自身が京都で割とタフな馬場は問題にしなかったとこや血統的に不良でこそ好走したソーグリッタリング(半兄:父ステイゴールド)や中山2200mの極悪馬場で2.21.8ながらも勝利したソーヴァリアント(半兄:父オルフェーヴル)がいます

この馬は父ハーツクライなので馬場が悪すぎると半姉のマジックキャッスル(父ディープインパクト)のようにこなせない可能性もありますが、時計はかかってくれるに越したことはないタイプなのでドロドロの馬場までにはならなさそうな今回はむしろ評価を一段階上げても良いかもしれないとさえ思っています


△△③ナムラクレア→Xでも書いた通りで通るコースが不利に働く可能性からこの印です
真ん中寄りの枠なら◯が妥当ですがどうしても勝ちきるイメージも湧きません

△⑨シャンパンカラー→正直狙いすぎだと思いますしスプリント適性があるなら陣営も最初からそういう路線選択だってしてきたはずです
フェブラリーステークスを使ってダートが全くダメだと確信してからの芝戻りのスプリントなんて買い要素一個も無いように感じますからね

それでも母父のReckless Abandonが超早熟のスプリンターであったことや昨年のNHKマイルCが雨中の決戦で鋭く伸びたことなどを考慮すると適性がハマればという期待が持てないことはないなと

あとは人気面でもっともっと低評価に甘んじると思ってたところもあるんですよね
父ドゥラメンテの馬場不問な点と母父からのスプリント適性などを加味して買う人はそこそこいるんだと感じているところです

外差し展開でワケわからん馬が来るとしたらこれだろうくらいの読みだと思っておいてください 笑


△⑭ママコチャ→クロフネ×キンカメ配合の馬って悪い馬場があんまり得意じゃないタイプの方が多いんですね
なんか全部こなせるイメージがあるものの実際にそうじゃないというか

あとは昨秋のスプリントチャンピオンではあるのですがそこまで強いと思ったことがないことと一瞬スパッとキレるタイプの馬=雨の高松宮記念のイメージが湧かないので最終的には買わないかもしれないです(人気的には逆に美味しいんですよね)


日本のスプリントメンバーが低レベルであるからこそ

🇭🇰⑩ビクターザウイナー→狙って損はないと思う一頭ですしむしろ圧倒的に勝てて当たり前というメンバーレベルで競馬をしてきています
ラッキースワイネスに迫れる日本馬が果たしてこの中に何頭いるのか?と考えると5番人気はあまりにも評価されてなさすぎるというか

また、香港馬で6歳なんて日本で言えば4歳みたいなものでまだまだ完成の域に達していないと見るべきな気もするので未完成ゆえの取りこぼしみたいなところで印は敢えて入れなかったです

それゆえに一番怖いので
☆⑩ビクターザウイナーとしておきます


②マッドクール→スプリンターズステークスでは◎にしましたがこの馬がこの枠から外に持ち出してというイメージが皆無なので直線もたせることはできないという判断で無印

⑤トウシンマカオ→中京コースでましてや悪い馬場となると昨年を含めてこれまでのレースから向くとは思いにくい
この2走は外目をスイスイ走れたことが好走の要因にもなっているので枠的には絶望的な配置となってしまった感
それでも救いがあればルメールJであればというところですが無印(とても好きな馬ですけどね)


⑬ウインカーネリアン→展開的にもテイエムスパーダさえ交わすタイミングを間違えなければ怖い一頭であることは間違いないでしょう
馬場的にも悪くなりすぎない程度の緩い馬場であれば踏ん張りも効くタイプです

ただこれまでマイル前後でペースをコントロールしながらの競馬だったのに対して最初から全力疾走のスプリント戦となるとお釣りを残して直線を向かえるイメージがあまり湧かず無印


⑮ディヴィーナ→最近ミルコJ乗れているので怖いは怖いんですがレースの使われ方がゲーム的というかちょっと酷いなと
適距離とは思えないスプリント戦で重い馬場がそこまで得意でもない血族とあれば消しが妥当かと思いました


⑯ウインマーベル→最初の方に外枠は決して不利ではないと言いましたがこの馬にとって多頭数の外枠は試練でしかありません
と、言い切ってしまって良いくらいには外枠と真ん中から内寄りの枠では走りが全く変わってしまうタイプです

それだけコースロスを減らして捌くのが上手いという証だと思うので昨年同様消しです


一頭だけコメントしていない馬で気になる存在は状態が非常に良さそうでむしろ外を引けば面白そうだと考えていた大外枠のシュバルツカイザーなのですが、、レベルを考えると良くて掲示板までの追い込みと見るのが妥当かなと思います

三連複であれば紐の一頭には入れても良いかな?と思いますが点数が増えてまで抑えたいか?となると個人的にはNoです


と、いうことで公開時間を含めて短めにしたつもりではありますが最初のXの投稿の印となりました


買い目推奨するのもどうかな?と思いつつ

⑥ルガルからカイザーウェイブみたいなゲーム的なことでもなければ(わからない人はごめんなさい)

⑩ビクターザウイナーを買い足すとするならママコチャの評価を下げて

⑥→③⑧⑨⑩⑫→③⑧⑨⑩⑫⑭
この25点を本線とします

頭でルガルと違う馬からフォーメーションを買うとしたら

⑧⑩⑫→⑥⑧⑩⑫→③⑥⑧⑨⑩⑫
この36点を買い足そうかな?と


と、いうことで高松宮記念はいつも「惜しかったですね!」と言われる結果になるのでこの辺りにしておいて・・・


大本命のマーチSについて触れておきます

ブライアンセンスが1番人気ということでちょっとだけニヤッとしました
もちろん印は入れるのですが狙いは圧倒的に「前」だと思っています

◉⑬ミトノオー
コハタクJにようやく手綱が戻ってきましたが今の前有利の中山ダートにおいて逃げを打ちそうなのがオープンメンバーでは珍しいくらいにこの馬のみで小回り且つ変速ラップになりやすいコースの方が向いています

過去の中山や園田コースでの悠々自在な逃げに持ち込めば簡単に止まる馬ではありません


どちらかというと何かが動いた展開に乗じて進出するという追い込み脚質の馬が多く揃ったここであれば相手としては前目からでも溜めて勝負できる馬というのが一つポイントになりそうです

その相手候補として

①ヴァルツァーシャル
②キタノリューオー
④ウェルカムニュース
⑦ゴールドハイアー
⑫ブライアンセンス
⑭ペイシャエス

結果的に相手は人気上位勢となるのですがウェルカムニュースやペイシャエスの追いかけ方次第で台頭する馬は変わるのかな?と

その中で印をつけていった場合に

内を譲らなければ
◯①ヴァルツァーシャル
前がバタついたところで
▲⑦ゴールドハイアー

を上位に取りたいと考えています

ブライアンセンスは敢えて3着までの評価にしたいと考えていますが理由として東海Sが決して優れたメンバー構成ではなかったというところです

そこから考えるとメンバーレベルに大した差は無さそうな今回ですが展開的に外回しで一気に捲りきれるような展開までは持ち込めないくらいには前の馬たちの余裕はありそう

と、ここは道中にペースが大きく上がったりして捲り捲られのような形にでもなるとわからないところはありますけどね

◉⑬ミトノオー
◯①ヴァルツァーシャル
▲⑦ゴールドハイアー
△△②キタノリューオー
△④ウェルカムニュース

3着候補として
⑫ブライアンセンス
⑭ペイシャエス

ここに一頭中山コースの適性を加味して
⑤ニューモニュメント

を入れておきたいです

これはニューモニュメントが来てくれなければ1〜4万程度の決着かな?という見込みです


⑬→①②④⑦→①②④⑤⑦⑫⑭
この24点は絶対買います

あとは捲りきられたミトノオーが失速して結果内で控えていた馬たちがラスト抜け出すという形にでもなれば

①②⑦→①②⑦⑫→①②③⑤⑦⑫
みたいな方を買ってみるのも面白いかと思います


それでは公開が13時と遅くなりましたが楽しい週末の競馬をお楽しみください👋🏾


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