6/29 肉の日スプリント重賞×3

金沢12R
日本海スプリント
18:10発走 900m

ネオアマゾネスの力が違う。
よほどの出遅れでもなければ頭固定で良いと思うが不安はトリックスター吉原がちゃんとやるかどうかだけ。
相手には短距離実績のない実力馬か短距離実績はあるものの近走不振の馬のどちらを相手と見るかが的中の鍵。

展開的にハナ目掛けて行くようなら厳しくなることもあるが、ケイアイテディは短距離で通用するスピードもあるし2,3番手で良いという競馬ができればといったところも重賞で大畑が乗れていない今年の流れ的に半信半疑。

デビュー戦以来の短距離戦となるニュータウンガールは岡部起用で無様な競馬はしないだろうし、ラストに使う脚はメンバー屈指で久々の距離に戸惑わなければ十分圏内。

続くのはネクサスエッジとミラクルダマスクの金沢勢だが、近走内容と展開の恩恵を受けられそうなのはネクサスエッジの方。
ミラクルは昨年3着が1枠から息を入れられてのもので今年の枠で果たして息が入るか微妙だがスプリント適性は高い。

園田・佐賀・名古屋の対戦レベルを考慮しても善戦止まりのメイショウアワジはスプリント適性を含めた馬場適性で良い方に出るとは思いにくいのでノーマークで良い。
このレースで狙うのはウラガーノ。
前走は中距離で逃げの手を打ったが本来は短い距離で溜めて脚を伸ばすタイプだけにネオアマゾネスに抗えない各馬を抜いての2,3着やトリックスターがトリック発動の時に逆転まであって良い。
恐らく3番人気以下に落ち着くだろうが、願わくば人気薄での出走を希望したい。

4→7→2,3,8
4→2,8→7
7→4→2,3,8
7→2,8→4

心配なら4,7のいずれかが飛ぶ想定の馬券も持っても良いと思うが、配当を考えるとこの10点でダメなら諦めるくらいで良いという割り切りも必要。

あえて4なしを買うなら2,7→2,7→3,8を追加する形か。

大井11R
優駿スプリント
20:10発走 1200m(外)

まずジョーロノが57kgまでなら間違いなく本命にしていたし、ジョーロノの単騎逃げ濃厚でこれを追いそうなハートプレイスとリュウノヘラクレスはジョーロノが演出するハイペースを折り合いながら余力を残して直線を迎える必要があり、且つジョーロノを交わしてから後続を封じるだけの能力を発揮できるか?となるとどちらが鈴をつけに動くとしてもかなり厳しい展開が待ち受けそう。

5/3船橋での若潮スプリントが人気上位馬の能力比較の判断の一つとなりそうだが、どの馬も逃げたファイナルキングを捕まえられず人気薄のチュラウェーブの追込みにも屈した内容があまりにも平凡に映ったことから、上位人気であっても迷わず消す馬は消していこうと思う。

先行・番手のハートプレイスとリュウノヘラクレスはファイナルキングとタイプは異なるものの、ともすれば更に速いジョーロノ相手に持ち味を活かす競馬が可能か?となると追いかけたとて共倒れになる危険性が高いと見て二頭とも切りたい。

好位から抜け出したいチャンプタイガー、ブラックストームに関してはチャンプタイガーは内を頼りながら左回りで走るところがあるので右回りの内枠がこなせるかどうか微妙で重い印での評価はつけにくいが圏内として残す。
ブラックストームは得意の大井でも今ひとつこれという武器が見えないことからバッサリ切ってしまいたい。

エンテレケイアは一言で言うと不思議な馬でJRAデビューから全て動画を見返したがスタートしてから終始追い通しで一旦は後退しそうになって外から交わされてから再びギアが上がる走りをするし、デビューから1走おきに好走と大敗を繰り返してきた馬でスタートも決める決めないが1走おき。
逃げたジョーロノをだらだら追い続けてバテず伸びずも気付けば逆転するかどうかという位置まで名手森泰斗が走る番の今回はこの馬の追い続けないと味が出ない特徴を最大限に活かす走りを心がけるはずで全く軸向きのタイプとは思っていないが◎か◯の評価はつけて良いと思っている。

唯一ファイナルキングを追い詰めたチュラウェーブは外枠で前に馬を置けるかが鍵になるものの脚さえ溜めれば上位進出は可能だろう。

別路線組の好位組のサブノハクタカとスティールストームは切ることを決めているブラックストームとの比較でも分が悪くもサブノハクタカは古馬混合でも悪くない結果を出していることから3着候補として残すならよりタメが効きそうなサブノの方か。

クラシック戦線でも活躍を見せたワールドリングはデビュー戦の1000mでの勝ち方が良く、本領を発揮できるのが短距離路線だとすればここでは役者が違う可能性もあるので▲評価で頭があってもというところで、さすがにこの距離でかかる面を見せることはないだろう。

差し追込み勢に出番が回れば短距離路線へ移行して連続上がり最速のミラコロカナーレ、勝ちきれないところはあってもアイスボウルあたりは押さえておいて損はないかもしれない。

今回最注目したのは想定11〜13番人気になりそうなディーノランページ、昨年12/28のジェムストーン特別では完全な前残り決着の中で大きな出遅れで最後方から進んだにもかかわらず5着という結果ながらゴール後の一完歩で2着馬も交わしており、噛み合った時にどんな脚を使えるのか1200m戦に再度出走してくるのを楽しみにしていた。
ジョーロノ、エンテレケイアの2頭に注目が集まる小久保厩舎だが第3の矢としてこの馬が圏内突入可能な前崩れの展開になった時を思えば人気の無い今回こそ狙い時だと思って重い印を打とうと思うが保園ではなく山﨑というところは小久保先生の意図を理解して乗れるのかどうか不安。

☆11 ジョーロノ(頭のみ)
◎ 2 ディーノランページ
◯13 エンテレケイア
▲  6 ワールドリング
△  5 ミラコロカナーレ
他、3着候補
1 チャンプタイガー
15 チュラウェーブ

11→2,6,13→1,2,5,6,13,15  15点
2,13→2,5,6,13→1,2,5,6,13,15 24点
6→2,13→1,2,5,6,13,15  8点


門別11R
グランシャリオスプリント
20:35発走 1000m(外)

何がなんでも行きたいアザワクは園田であまりにも飛ばしてコーナーを回りきれなかったほどにハナにこだわるし前走交流G3でもJRA馬相手にハナに行き切った。
何より1000mはコースレコードの58.4を持っているし、4戦4勝と間違いなく1番適性ある舞台だけに主張できれば追撃を凌ぎ切る公算が高い。

アザワクに並走するような先行争いになれば息を入れるのはかなり困難なまま3コーナーを迎えてしまうのでグレイトダージー、リアルモンテ、カレンエクスカリバの3頭は番手のインでokという立ち位置のカレン以外は多少無理してでも押して行くので残り目は厳しい。

グレイトダージーは1000m適性そのものは高そうなものの対戦メンバーが一気に上がるここでアザワクを追いつつ後続を凌ぐという厳しい展開に晒されそうだし、カレンエクスカリバも園田でB1クラスを卒業できずの出戻りでは得意距離でもグレイトダージー同様に勝ち負けまでは厳しいか。

門別のOP・重賞戦線で実績を積み上げてきたのが差し・追込に集中していることもあるので、先行各馬が脱落したところに何が迫ってくるかを選ぶレースとみて良い。

人気ではスマートアヴァロン、ニットウスバルというあたりが打倒アザワクの最右翼の位置付けになりそうだが、人気通りスマートアヴァロンの方がスプリント適性と一瞬の脚は上なので、ずっと内を走れるスマートの方が外外を回るニットウスバルよりもロスなく運べそう。

スマートアヴァロンの課題としてはスタートが速いわけではないので、内で詰まって出すのに手間取った場合に他の出し抜けを喰らうことだろう。

近走不振でもメイショウアイアンは11歳とは思えない一瞬のキレ味で1000m戦ならゴール前では確実に浮上してくると見て良いし、同じことは10歳になって力の衰えが目立つもののカツゲキライデンも門別コースの適性は高いのでこれだけ人気にならないのであれば2018年覇者の血が滾っても良さそう。

他では道営所属になってから一息のドウカンヤマの過去の900〜1000m適性を改めて評価するのも手だが展開的に好位からのだらだらとした雪崩込みでどこまでやれるか?といったところ。

5→1,6→1,3,4,6,8,10  10点
5→3,8→1,6  4点
1,6→1,5,6→1,4,5,6,10  12点

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