2024年1月27日(土)

10時、起床。スッキリした目覚め。シャワーを浴びる。朝食は、ベーコンとチーズを挟んだホットサンド。

11時、本日の予定を立てる。まずは洗濯と軽く部屋掃除。

12時、昼飯。水菜をちょこっとのせた、さっぱりうどん。


13時、カフェに移動。書き物。レヴィナスのデカルト解釈の続き。

現時点で考えているのは、 レヴィナスがデカルトを参照する理由のひとつに、無限の観念を主体以前的に受容するその受動性があるわけだが、その受動性は思考ではなく直観に基づいている、ということである。

つまり、レヴィナスがデカルトを評価するのは、思考する主体としてのコギトではなく、直観する主体としてのコギトなのである。

デカルト自身がどこまでコギトの受動性に自覚的だったのかは分からない。ともかく「直観」概念への介入は必至だろうということだけは強く感じた。

そういうわけで、デカルトの「直観」概念を重点的に論じたいわけだが、残念ながら手元にある文献では不十分すぎたようだ。近々図書館に行って調べてくる必要があるだろう。


16時、人が多くて落ち着かない。店を出る。運動のために渋谷周辺を散策。人の波、波、波。どこへ行っても人ばかり。都心には孤独になれる場所が必要だ。いったん自宅に戻る。

18時、新宿へ。『千年女優』のリバイバル上映を観に行く。リバイバル上映の情報は、先日飲んだ高校時代の友人から教えてもらった。ありがたい。

20時半、上映終了。とてもよかった。現実と虚構を織り交ぜながら、女優として、そして、一人の女性として千代子の人生が物語られる。映画好きには堪らない映画だろうなと思う。

それに、なんというか、アニメーション映画とはまさにこういうことなのだろうなと思う。いわゆるメタフィクションというか、とにかく現実と虚構の織り交ぜ方が芸術的だと思った。作品としてとても美しい。模範と言っても過言ではないだろう。

21時半、馴染みの居酒屋へ。やはりここが一番落ち着く。うるさすぎず、静かすぎない。一人であれこれ考えるのにちょうどよい。個人的には穴場。

今夜はこの辺で。

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