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信頼関係と自己評価はイコールにならないの?

今日は近隣の店舗の配達日。

近隣といっても市内というわけではなく、他市も回るので多いときは100kmを優に超える。

何か困ったり疑問を投げかけられることもあるし、お天気の話になることもあるし、愚痴を聞くこともある。
私、あんまりトークのスペックはないのだが、この仕事になってだいぶお話ができるようになった。

だいたいは人生の先輩にあたる方が多いのだが、こんな私に敬意を払ってくれて、毎回背筋が伸びる想いだ。
もちろん新人ピヨピヨの時より知識も増えたし、色々提案やアドバイスができるようにもなったので話の幅はだいぶ厚くなったとは思う。

一番大きいのは信頼関係ができたことだろう。

最初は「なんだこの小僧は」という態度を取られた。
「本当にあなたが焙煎してるの?」
それまでがコーヒーの仕事をやってこなかったわけだから仕方ない。
海のものとも山のものとも知れない者が焙煎したコーヒーを先代から引き続き取り扱ってくれるだけでありがたかった。

始めて1年が経ったころ、コーヒー豆の価格が大幅に高騰した。
さすがに今までの卸値ではやっていけないと、金額を見直しお願いにいった。
それで取引がなくなってしまったところがいくつかあった。
小僧に渋い顔をしながらも応じてくれたところ、それが今も続いているお客様だ。
だからこそ、より良い味になるよう日々焙煎を検証し、豆を探し、ブレンドを試作する。これは今も変わらない。
その値上げから6年が経とうとしている。

今ある関係性は当時では想像もできなかった。
良いお客様ばかりで良かった。
そう、しみじみ思った。

それにしたって、自分をアピールするのって難しい。
今ネットショップで新たなお客様に出会えるようにとセールを行っている。
そのためには興味を持っていただけるような文章というかキャッチコピーみたいのが必要で。

なんか友人知人に冷ややかに見られないだろうか、とか。
やっぱり自己評価低いんだなあ。。。

東丹沢山麓の自然豊かな七沢から。
コーヒー豆のハゼ音を絶対音感の耳で聴き分ける。
こだわり抜いたダブル焙煎で、何杯でもスイスイ飲めるコーヒーを。

、、、。
もうちょっと胸を張れる努力が必要ですねw

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