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早めの対策必須!水道管破裂の原因と今からできるリスク回避

先日から10年に一度と呼ばれる記録的な寒波となり、都心部でも氷点下を下回る日が増えてきました。重要なライフラインである水道管ですが、気温-4℃以下となると凍結の恐れが有り、注意が呼び掛けられています。

特に外気に晒される給水管は凍結することが多く、この部分は住人が管理する領域であることから凍った場合でも水道局からの修理はできないと東京都水道局から明言されています。

今回は、凍結などの水道管の破裂につながる原因と、今からできるリスク回避対策についてご紹介します。



水道管の破裂につながる原因3選

①寒気による凍結

そもそも、なぜ気温の急降下によって水道管の破裂が起こるのでしょうか?
それは水道管内の凍結によって膨張した配管内の水が凍ることで配管の内側から圧迫し、水道管の破裂・ひび割れを招くことが原因とされています。
水は氷になることで体積が膨張することから、配管の内側から圧迫することで大きな負荷がかかり、配管の劣化を早める要因にもなります。

➁地震

予期せず起こる地震ですが、揺れによって配管の破損・または管が外れることで漏水の原因となります。
特に赤錆劣化している配管であれば、大きな地震が発生することで1つの建物内の複数箇所で漏水が発生する可能性が高くなり、大変危険な状況に繋がる恐れがあります。
下記リンク先にて、地震によるリスクについて詳しく解説しておりますので、こちらも是非併せてご覧下さい。

➂赤錆による経年劣化

水道管は使用されていくうちに、配管内部に赤錆(あかさび)が発生します。赤錆は水に溶けやすく、鉄をボロボロに腐食していく性質を持つため、特に脆くなりやすい配管接合部はネジ山の脱落や漏水など様々な配管問題を引き起こします。

また、こうした赤錆による配管劣化は日々の使用の中で進行しており、寒気や地震などの突発的な自然現象による配管への負担が倍増することで破損や漏水に繋がる決定打となってしまいます。

水道管が破損した場合、破損場所や原因によって使用者に修理負担が発生する場合があります。屋内の水道管が破裂した場合、使用者責任は本人にあるとされ、修理費とともに水漏れ分の水道料金も使用量とみなされて料金請求されてしまいます。浸水による建物へのダメージや日常生活にも支障をきたす大きな問題である事から、配管が破損する前の予防策が非常に重要です。

水道管破損のリスク対策

ここからは具体的な凍結等による水道管破裂の予防策をご紹介いたします。

①水道管への防寒対策

外気にさらされる事で凍結しやすい水道管は、タオルや発泡スチロールなどの保温材を巻き付けることで水道管の凍結を予防することができます。
詳しい方法は東京都水道局の公式サイトにも掲載されていますので、こちらも是非参考にしてみてください。

➁水を細く流し続ける

蛇口を少し開けて水をうどん一本分の太さでチョロチョロ流しておくと、水道管が凍結しにくいとされています。
寝る前に流しておくのがベストとされていますが、流しっぱなしから水道代がかかってしまうのがネックとも言えます。
また、大寒波のときは水を出していても凍結してしまうケースがあるので、その際は保温材の使用など他の対策で予防することをおすすめします。

➂事前に水道管を強化する

先述した通り、配管の赤錆劣化が進むことで脆くなり、寒気や地震による負荷はもちろん、日々水道を使う中でも水道管の破損や漏水に繋がる恐れがあります。蛇口から赤水が出なくても、配管内で赤錆劣化が進行しているケースも多く、トラブル発生前の配管の状態確認と対策が必要です。
もし配管が劣化していた場合、配管の取替や現在使用している配管をそのまま強化し更生する方法があります。
配管の取替え修繕は高額となり、特に物価が上昇している現在は値上がりから更に高額なものとなっております。

当社製品の配管内赤錆防止装置「NMRパイプテクター」は、既存の配管外側に装着することで、配管内の赤錆を水に溶けず体積が1/10の強固な防食作用のある黒錆に変化させ、脆いとされる配管継手部も赤錆の腐食から守ります。
また、配管の内側に薬品等の使用、または接触することなく強化できるため、断水の必要もなく衛生面においても安心してご使用いただけます。
今後の水道管破裂の予防策の一つとして、是非ご検討ください!

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記録的寒波を超えても、まだまだ寒さの厳しい日が続きます。
どうか体調には十分にお気をつけて冬をお過ごしください。


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