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ビジネス番組「企業魂」でNMRパイプテクター®-NMRPT-が紹介されました

はじめに

大規模な工事が必要なく、配管の外側に設置するだけで配管の劣化を防止できる画期的な配管内の赤錆防錆装置、NMRパイプテクター®がTOKYO MXのビジネス番組「企業魂」で取り上げられました。
本コラムでは、その内容をご紹介していきます。

日本システム企画株式会社

NMRパイプテクター®を開発した日本システム企画株式会社は、現在日本に9拠点、イギリスとアメリカにも拠点を構え、日本だけでなく世界のニーズにも応えています。
会社を設立した熊野社長は、幼少時から防錆に強い関心があり、小学3年生の時に、ガラス瓶に水と錆びた釘を入れて乾電池で錆をとめる実験をしていたほどでした。
熊野社長のそういった研究者としての素養が存分に発揮され、NMRパイプテクター®は誕生したのです。そして、1996年7月より販売がスタートしました。

赤錆がもたらすトラブル

配管内の赤錆による腐食は赤水の発生だけではなく、配管閉塞(配管がつまる事)や配管を結合しているねじ山の脱落による漏水など様々なトラブルを引き起こす可能性があります。

従来の赤錆対策が抱える課題

赤錆対策として「配管のライニング工事(更生工事)」がよく知られていますが、ライニング工事とは今ある配管の内側を研磨洗浄し特殊な樹脂で配管内をコーティングする工事の事です。
研磨洗浄の際に配管自体が傷つき劣化するなどの欠点があるため7~10年程で配管更新工事を行う必要があります。
配管更新工事は配管を新品のものと交換する大規模な工事なので、かかるコストも膨大です。
そして更生工事、更新工事どちらの工法も工事中は断水の必要があるため、建物の利用者には大変な不便を強いる事になります

画期的な赤錆防止装置「NMRパイプテクター®-NMRPT-」

一方で、NMRパイプテクター®の場合、装置を配管の外側に取り付けるだけで工事は完了し、赤錆にまつわる様々な問題を解決する事ができます。
NMRパイプテクター®の優れた点を整理すると以下の3つが挙げられます。
1.赤錆問題を抜本的に解決する事ができる。
2.コストパフォーマンスに優れている。
3.設置工事が小規模である。(断水の必要なし)

これらを実現可能にしたNMRパイプテクター®の特徴として、「配管内を腐食する赤錆を黒錆に還元する機能」が挙げられます。

黒錆の驚くべき効果

黒錆は鉄の表面に緻密な皮膜を形成する事で、赤錆の腐食から鉄を守ります。
そのため錆止めとして古くから南部鉄瓶や中華鍋など鉄のコーティングに使用されてきました。
NMRパイプテクター®は黒錆のもつそういった利点を活かし、配管の延命を実現しているのです。

ホテルサーブ渋谷

東京都目黒区にある「ホテルサーブ渋谷」では、熱源装置から冷房と暖房の水を循環させていましたが、赤錆の発生が確認されたため対策を打つ必要がありました。

赤錆対策を具体的に検討して行く中で、NMRパイプテクター®の事を知ったホテルの担当者は、導入の際に大規模な工事を必要しない点とコストパフォーマンスに魅力を感じ、NMRパイプテクターの導入を決めました。

NMRパイプテクター®導入の効果は絶大でした。
「赤錆は止まり、現在は非常に順調です。費用は(配管更新の場合だと)1億6,000万円かかるところが500万円で済みました。また、配管の取り換えも行わないので、休業しないで済みました。」と、同ホテルの八木社長からは感謝の言葉を頂戴しています。

NMRパイプテクター®の導入費用は、今回の空調冷温水配管では1/30でしたが、給水配管ですと配管更新に比べて通常5分の1~10分の1程度で済みます。 圧倒的なコストパフォーマンスと設置工事の手軽さが、多くのお客様からご満足いただけている理由として挙げられます。

社会福祉法人城南会 ケアハウスしらさぎ

埼玉県さいたま市にある「社会福祉法人城南会 ケアハウスしらさぎ」では、導入前は給水管と給湯管で赤錆が発生しており、施設の設備点検のために水やボイラーを止めると、その後、毎回赤水が出るような状況でした。

しかし、NMRパイプテクター®導入によってそれらの問題は見事解消され、
「驚くくらい赤錆が早くに無くなり、設備点検に対するストレスが一切なくなりました。導入して本当に良かった。」と統括事務長の新井氏から喜んで頂く事が出来ました。

NMRパイプテクター®は、最短でおよそ1ヶ月でその効果を確認することができ、導入後すぐに赤錆防錆効果を実感できるのも魅力の一つです。

NMRパイプテクター®-NMRPT-の今後の可能性

これまでNMRパイプテクター®は、建物・施設単位での導入が主でしたが、水道事業に貢献する事も可能であり、また必要とされるだろうと熊野社長は述べます。

全国の水道管の多くが1960年代以降に整備されており、半世紀以上経過した現在、水道管の老朽化が問題となっています。
政府試算では水道インフラを維持するために必要な予算は30年で60兆円にまで達するだろうと考えられており、水道料金が大幅に上がることが懸念されます。

一方で、NMRパイプテクター®は、水道の配管を取り換える費用の約20分の1以下で設置が可能です。
今後、 水道料金を現在の水準に保ったまま水道事業を行うためにも、日本システム企画株式会社が水道配管のための市場を開拓し、社会に貢献していくことが重要ですね。

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