ぴたこ

平成初期生まれ。 日常の出来事を妄想気味に書いてます。 カメラ/本/アート/雑貨

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マガジン

  • 素敵言葉を徒然に

    素敵だなと思った言葉をきっかけに色んなことを語るコラム

最近の記事

今日と明日が変わるとき

久しぶりに外に出たら、もう夏が挨拶まわりを始めていた。 テレビやSNSでは3ヶ月以上もの間、毎日新型コロナウイルスの話題で持ちきりで、情報の偏りが酷くなっている気がする。でもまあこれだけ毎日一致団結して同じ情報を流せるメディアも、それに対して毎日称賛やら批判をしてる人たちも、私と同じように、時間を持て余してるのかもしれない。 家にいることが長くなると、床に落ちた髪の毛がさらに気になるようになった。そのおかげで掃除の頻度は増えたし、換気もするようになったから住環境は少し向上し

    • おかえり、あたし

      「写真が趣味って、正直わからなくて。」 ランチを食べながら、彼女が、何かを思い出したようにぽつりと話しだした。 自分のミーハーな性格のせいなのか、身につけた生きる術なのか、すぐにその土地のイントネーションに寄せたり、雰囲気に寄せる癖があるわたしにとって、ここのところの環境の変化はさすがに触れ幅が大きすぎていた。 「うーん、カメラ自体が好きな人もいれば、撮ることが好きな人もいますから」 「正直、スマホでも良くないですか?」 正直、良いです。何の反論もない。むしろ何十万

      • 花の散り際にみる感性

        季節の中で最も花が舞う季節。 花の散り際の表現がとても素敵だったので みんなにも知ってもらえれば。 桜は「散る」 梅は「こぼれる」 椿は「落ちる」 朝顔は「しぼむ」 菊は「舞う」 牡丹は「崩れる」 雪柳「吹雪く」 花をみて、枯れる以外の表現を生み出してくれた昔の詠み人たち。 表現豊かなのは、 日本に季節があるからだとも聞いたことがある。 散り際が儚いと思うのは、死を連想するからだろうか。 こんなに綺麗な終わりかたが出来ればいいなという憧れか。 それとも次の芽生えへの期

        • 人生迷わない人なんているの?腹くくれるかどうかでしょ

          春だ。電車に揺られて、今日は京都へ向かっている。 4月に入ってやっと暖かくなってきた。 ここのところ、誰かに合わせて我慢したり、上手くいかなくてモヤモヤしてたりしたけれど 久しぶりに自分の意思でいくつか決断できていて、大袈裟かもしれないけれど自分の人生のコマを進めれているような気がする。 タイミングって本当に大事で、 だから私は決めたことに対して責任を持ちたい。 思わぬところで嬉しい誘いもあったけれど。 行くと決めたら行く。やらないと決めたらやらない。 考え考えて、決め

        今日と明日が変わるとき

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        • 素敵言葉を徒然に
          2本

        記事

          卒業し、そして始まる

          学校という小さな、小さなコミュニティから離れたら 今いる場所が、すべてじゃないことに気付いたり 次いく場所も、最後じゃないと知る。 世の中は思ったより平凡で、世知辛くて 夢に見たハッピーアクシデントなんてそうそう起こらない。 でも、これからは、その旋風を起こす側になれる。 得てきたことを、これから得ることを提供する側になれる。 人間が想像できる世界は、必ず実現できる。ドラえもんの世界だってそう。 先日、楽天の三木谷会長が、今度はコンピューターのプログラミング能力を社員に求

          卒業し、そして始まる

          #2 乙粋

          洗練されていて、渋みのある色気が感じられること。ちょっとやそっとでは出せない、ある意味、最高級の褒め言葉。  窓を開けて、春を感じる。空気の気持ちよさと、遠くから聞こえるプロペラの音。夏の次に好きな季節に、浸り始めている。 「今のあなた達は選択肢が多くてうらやましい」  カウンター越しに彼女は言った。選択肢が多いと、今度は判断しないという選択肢が増えるんだよ。自分で選ぶことを諦めて、声の大きい人によりかかるだけの人生。◯◯さんみたいな人になりたいです、憧れです、なんて陳

          某リングノート派だった私が、あるノートに惚れたワケ

           どうも、ノートは方眼派のぴたこです。ずっとロルバーンを使ってたんですけど、最近使い始めて「めっちゃええ感じやん!」と惚れ込んでしまった方眼ノートを紹介します。  今回紹介するのは、エイ出版社が展開している「EIステーショナリー」シリーズ、ESノート。表紙の英文もデザインも素敵だし、手に取るだけで書きたくなる気持ちにさせられる素敵極まりないノートなんです。  開くと真っ白ではない、いい感じの白い紙。書くときには罫線がまったく邪魔しないのに、思考を整理するためのサポートをし

          某リングノート派だった私が、あるノートに惚れたワケ

          #1 心恋

          「月が綺麗ですね」が「好き」という意味だと知って、素直に月が綺麗だと思ったときはなんて言えばいいんだろう?  昔から短歌や俳句で気づいてくれたらいいな、気づかないとそれはそれで寂しいなとおもいながら紡いでいった言葉たちが、今では素直さを阻害しているような気もする。ストレートに伝えることが恥ずかしいって、もったいない。  小説家、詩人、もっと身近な人で言うと、コピーライターの先輩たちが紡ぐ言葉がとても好きだ。感情や行動、情景や文字自体をどう表現するかによって大切にしてること

          ピアスを開けると人生変わるは本当か?

          『ピアスと開けると人生変わるよ』 小さい頃、誰かに言われた言葉をずっと信じている。 自分の人生がピアスの穴一つで簡単に変わってしまうのはどうなんだ、と思いつつも、すれ違う人の耳元でキラキラと揺れるピアスを見るたび「あー、あの人も人生変えたかったんだろうか」と色々と考えてしまう。 でも、人生が変わるってどういう意味だろう? 自分の人生を死ぬまで全て知ってるわけじゃないし、なんなら人生というのはこれまでの軌跡だ。変わるもなにも、全て結果論でしかない。それでも私たちはいつも、

          ピアスを開けると人生変わるは本当か?

          2019年の記録本はこれ。『マイブック』

           新年、はじまりました。元日はいつものように朝起きて、TVを見ながら1日が終わってしまったわけなんだけど、あれよあれよという間に3日目も終わろうとしている。2018年の棚卸は面倒なので割愛して、これからの未来の話を少しだけ。  クリスマスには自分へのプレゼントだとOsmopocketを、今日は新年だからと勢いでsurface goを買った。買ったからには使い倒さないと!ということで、今年の目標はnoteを週1くらいで更新します。まずは3月までに10記事更新。どんなことを書こ

          2019年の記録本はこれ。『マイブック』

          過去のあたしが、今のあたしにくれるもの

          写真を撮ることを始めてから、もう10年近くになる。それとほぼ変わらない時期から平成一桁生まれの私たちはプライベートの充実ぶりを電波にのせることを学んだ。最近になって口うるさく個人情報云々言うけれど、あのとき垂れ流した青春は、案外埋もれてしまって探すこともできなくなっている。 最近、Facebookがxx年前の今日について報告してくる頻度がやたら多い。 「今が一番好き、タイムマシンにのるなら未来にいく」 と豪語してきた私でもここのところのソレは過去の色々な事を思い出すには充分

          過去のあたしが、今のあたしにくれるもの

          もはや断捨離どころではない。

          近々、会社の引っ越しがある。 共用部の整理をするのはまだ気が進まないから、まずは自分の身の回りから整理することした、今日。 今度のオフィスは今いるとこより立地は格段に良くなるけど、グループ会社がまとめてワンフロアに放り込まれるので持っていけるものをかなり絞らないといけない。 私自身、入社当時から頻繁にフロア移動のある部署にいるから身軽にしようという気持ちはそこそこあるけれど、やっぱり自分の場所ができればそこに溜まっていくものも多い。デスクの上は作業するもの以外置かない、

          もはや断捨離どころではない。

          はじめましての、はじめかた。

          はじめまして。 はじめまして。 どうも。ぴたこです。 タイトル何にしようと考えてたら、このタイトルが頭から離れなくなってしまったので、これで進めます。 なんでも始めるときってワクワクしたり、不安になったり感情の行き来がすごいけど、やると決めたことは、まず誉める。これ大事。 社会人になって、たくさんのはじめましてを交わしながら、相手のことを知ろうとすればするほど、自分のことを改めて考えることが多い。特に違いを見つけたとき。あと、誉められたときね。 「いつも口角あがっ

          はじめましての、はじめかた。