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人生迷子

迷子の迷子のぴぴこちゃん〜♪
あなたの進路はどうですか〜♪

少し前には、この先のことについてこれからゆっくりと…なんて言っていたけれど、あと3ヶ月くらいの間には先のことを決めなければいけないことに気付いてしまった。

毎年、秋に次年度についての面談を管理職とする。
採用試験の結果が出る時期でもあり、異動や退職はこの時期に伝えないと後が大変らしい。
法的には14日前に申し出ればいいらしいけど、飛ぶ鳥跡を濁したくない。

休職中の私にその面談が適用されるのかは分からないけれど、今の職場に戻りたい気持ちがない今、異動にせよ退職にせよ、私から話をしなければいけない。

今は6月。もう3ヶ月しかないじゃん。
焦ったわけなのです。


私が今、休職をさせてもらっているのは復職に向けたものだけれど、復職への意欲は一向に沸かない。
それどころか、何をやりがいとしてあの仕事をしていたのすら思い出せなくなっている。

仕事は好きだったはずだし、天職だと思ってた時期もある。

だけど振り返っても振り返っても、嫌な思い出やあのときああしてあげれば…という後悔や謝罪の念ばっかり出て来て苦しくなる。

現場から離れすぎたから?今、心身が本調子じゃないから?

先にも書いた通り、期限があるから目を背けるわけにもいかない。考えて、向き合って、気付いたことは、私は教師でいる自分が大嫌いなんだということ。

元々自分のことが好きじゃない自己肯定感底辺タイプだけど、教師としての自分は「大嫌い」だ。

人の上に立つ仕事とはいえ、偉そうでプライドばかり高い人間になってしまった。指導力がない故に押さえつけることで、10年間で子どもをどれだけ傷つけしまったのだろうか。
プライベートにその片鱗が見え隠れするのも嫌だ。

直したいと思って頑張るけれど、一度貼られた「怖い先生」のレッテルはなかなか剥がれない。
そしてなかなか直せない。


そんなわけで今、教員を続ける意欲はかなり低くなっている。でもゼロになっていないから、やっぱりあの仕事は好きなのだ。

だから続けるとしたら、教員としての私を誰も知らない場所で再スタートしたい。そう思って7月には教員採用試験を受ける。

とはいえ協力隊への未練、世界と関わることへの未練がないわけでもない。

あっちこっちに注意力散漫。
優柔不断な簡単に私が決められるはずないのだ。

今のところ迷っている人生の選択肢を、自分の整理と未来へのメモとしてつらつら書いていきたい。


①小学校教員として働く
  a.今の職場に戻る
  右も左も分からない…とはならないから復職しやすい。右くらいは分かるはず。だけどあれほど「アフリカ行ってきます!」と勢いよく飛び出してきたのに、何もできないまま戻るのは結構しんどい。
 b.異動する
  今の職場の勤務年数が短いため叶わなそう。管理職に頑張ってもらえればできないことはないことは知っているけれど、かなり難しい。
 c.他の自治体で働く
  仕事を始めたら一番ハードに決まってる。初任者に戻るのだ。だけど新しい場所でのスタートは今の私にとっていいと思えるものだし、小学校英語に深く関われそうなところを選んだ。

②「国際協力」に関わる仕事をする
 やりたいことである一方、不安しかない。
 ・教員しかやってこなかった私が30代半ばで転職できるのか
   ・立ちはだかる英語の壁

③講師になる(私立英語)
  ・英語の壁再び
 ・収入や社会保障が不安定になる
 ・副業できる


教員に未練がある一番の理由は安定だと思う。

このまま一生一人で生きて行く可能性の方が高い私は、自分の一生に責任を取れるように稼がなきゃいけない。
金の話ばっかりになるけれど、教員を辞めたら家も手放すことになるだろう。

この家はものすごく気に入っているけれど、縛られている理由にもなっているし、実家との関わり方にマイナスに働くことも分かった。
だから手放してもいいかなと思い始めてもいる。

ただ、都内で一人暮らしするよりローン返済してる方が安いし、倍以上広い部屋に住める。
都内やその近郊で仕事をするなら残しておきたい。

あとは体のことだ。
万が一、ここから思いっきり悪い方へ転がっていってしまったら時間もお金もかなり必要になる。
教員だとその辺りも、ありがたい恩恵を受けられるのだ。

仕事もプライベートもいいとこ取りができる道はないものかと、日々考えているのである。
ただ、手放す勇気も必要になる日はきっとくるのだと思う。


ここまで自分の中の迷いを言葉でまとめられるようになったのは、少しずつ人に会い始めたからだと思う。
会話の中で思わぬ学びがあったり、背中を押してもらえたりするのだ。

数年ぶりに会ったカンボジア仲間のユミ。個人事業主として頑張ってる。失敗もしてる。
それでも独立することに対して「死にゃしないから」という一言、かっこよかった。

元教員として話を聞かせてくれた、りかさん。
今はカウンセリングとコーチングを生業にされているりかさんとの会話をすると、教師として働くことに対して、どうしてモヤモヤしているのか、少しずつ解けていった。

書ききれないけど、久しぶりに会って学ばせてもらった人たちはまだまだいる。
これからも会う予定がいくつか舞い込んできた。このタイミングで会える人との間には、きっと新しい何かが見つかる気がしてワクワクしている。

引きこもりシーズンは、やっと乗り越えたかもしれない。


まとまりがすっかりなくなりましたが、人生初の人生迷子なんです。
今までピンときて、そこに向かって突っ込んでいくし、他に目もくれないタイプだったんです。

だから今の自分はなんかモタモタしている気がするし、もどかしい気持ちになってしまう。

悩みは尽きないけれど、まずは7月に待ち受けている採用試験に注力しなければいけません。そしてその2週間後にはTOEICも待ち受けている。

今は勉強強化月間です。ここで落としたら、選択肢が狭まってしまうわけだもんね。

昨日、受験票が届いて!!緊張してきた!!
現役教員として落ちるわけにはいかないと思ってしまう。倍率も高くないし。
TOEICだって思い切って課金したからにはスコアを伸ばしたい。

迷うだけの選択肢があるって幸せだよね。

今日も私は欲張りに生きてます。

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