Sky火灯しについて
Skyの世界にどこからかたどり着いたあなた。
美しい映像や音楽に魅入られて…
空を飛ぶ感覚を味わってみたくて…
始めた理由は色々あると思いますが、
「ソーシャルアドベンチャー」と銘打たれている通り、運営はユーザー同士の交流を推奨する向きにあります。
そんな中、他プレイヤーとの交流の入口にあたる行為である『火灯し』をされたくないという意見がちらほら聞かれるようになりました。私(Sky歴4年目)の体感では、この話題が以前より増え、また賛成派・反対派双方の攻撃性が増しています。
行き着く先が分断なのか、多様性を尊重するコミュニティの形成なのか、現時点では分かりませんが、Xとマシュマロで様々なご意見が寄せられましたのでご報告します。
Xでのアンケートの結果
Xで3つの質問をし、投票頂きました。
1つ目の質問では、ソロプレイモードの実装希望派が不要派を大幅に上回りました。自分のペースで遊びたい時がある子が多いということでしょう。
2つ目、3つ目の質問では、野良さんと出会う機会を残しつつそれ以上の交流を回避する機能がもしあったら、という仮定でその希望を尋ねました。
結果、「気が向いたら交流」派が半数近くを占めた一方、10~15%の方が常時交流回避に投票されました。「ソーシャルアドベンチャーゲームで」です。
例えば、8人サーバーで全員野良同士で出会ったとして、1名は他プレイヤーとの交流を避けたいと思っている星の子が混じっている可能性がある、ということです。
※Xでの回答を募った性質上、(交流を避けたい方が投票に多く参加した)偏りの可能性は否定できません。
マシュマロに寄せられた投稿
(1)火灯し賛成派の意見
*読むと辛くなる方は読み飛ばして(2)へ*
色々なファッションの星の子に出会い楽しめる3
ワタシの可愛い星の子の姿を皆に見せたい!2
姿を見たいだけで交流を求めてこないのであれば気にならない
全ての星の子が困らせてくる訳ではない
嫌な目には何度もあったがチャッテで話し合ったら受け流す余裕ができた
不特定多数の人と交流を楽しむのがSkyの醍醐味
運営は灯し合いを想定したシステムにしている
(2)火灯し反対派の意見
*読むと辛くなる方は(2)A〜Eを読み飛ばし(3)へ*
A.時間に関するもの
不要な交流をする時間がない、自分のペースで過ごしたい8
雀に手を引かれて予定が狂ってしまった
B.灯してきた星の子の行動に関するもの
星の子から付きまといされた(雀、非雀)7
星の子から嫌がらせをされた4
プレイヤーの中にチーターがいると聞いて心配3
火を灯すようしつこく要求(爆鳴き)をされた3
フレンドさんと景色を見ていたら火灯しした星の子に『あっちへ行け!』エモを連打された、それ以来、人の少ない場所での火灯しは苦手
暗いエリアで大鳴きを連打され光の刺激が辛かった
急にカメラで姿を撮影されそうになった2
火灯しを求められて返したらバツエモされた2
たまたまキャンドルに火を点けたタイミングが重なっただけの相手からバツエモをされた
火を灯したら笑われ、逃げられた
フレンドさんと雨林で撮影会をしていたのに火灯しした星の子に爆鳴きで邪魔された
C.フレンドに関するもの
しつこくフレンド申請を迫られた4
新しい交流やフレンドを欲していない 既フレの子と遊べれば充分3
相方や恋人という関係を築くようフレンド申請を迫られた2
フレンドと過ごしている時間がその野良との交流のために減るから2
交流に時間が割かれるしフレンド申請を断るのが苦手2
好みのアイテムを持っているという理由でフレンド申請を迫られた
仲の良かったフレンドがSkyから離れたときにとても辛かったので 新しいフレンドを作ることをためらう
D.灯された側の性格、心理、状態に関するもの
元々コミュニケーションをとるのが苦手3
何の関係もない相手から急に交流を求められることを受け入れられない2
灯されたタイミングが交流できる心理状態ではなかったのでそっとしておいて欲しかった2
もし相手が雀だったら、まだ自分には案内できる自信がない
E.容姿に関するもの
灯してきた星の子から姿についてけなされた2
他人の姿を見たくないし、見られたくもない
自分の星の子の姿に自信がもてない リアルでもどう見られているか気になってしまう
星の子の姿のうち、苦手なアイテムがあるので見ないで済むように
同じ髪型をしないように求められた
普段は火灯しOK、着替え中の火灯しは中途半端な姿を見せたくないのでNG
(3)一般的な意見、その他
皆が違ってみんなで分かりあってSkyを楽しめたらいい3
松明で回復したりエモートで意思疎通したり、火灯しなしでもコミュニケーションは可能2
ウニ焼きやパン焼きなどで火を点ける動作が重なってしまうのは仕方ない 気にならない
闇花を焼くのを遠巻きに見ていられると、偶然火が灯されることさえもイヤなのか!?と困惑する
火灯しは「相手の顔をじっと見る」ような位置づけだと考えている
リアルの距離感とあまりにかけ離れた接し方をされると戸惑う
海外にはこういう事例はほぼない
逃げは甘えではない 適度に自衛しましょう
機内モードにして鯖別れさせることで身を守っています
Piano🎹🐈が思ったこと
星の子たちへのメッセージ
(1)過去に、自分に非のない嫌な経験をさせられた方へ
過去に辛い体験をした方が、似たシチュエーション(今回でいえば野良さんからの火灯し)を避けようとするのは、精神衛生上、当然のこと・大切なことだと思います。
そんな方々のうち、何名もの方から
「こんな自分はマイナス」
「(ソシャゲである)Skyで遊んでいるのに殻に閉じこもる自分のことが嫌い」
「コミュニケーション力が無いのはダメなこと」と、自己否定的な言葉を寄せられました。
私はこれに対し「それって、あなたには非はないのでは?」と感じました。
自己肯定感の高低は環境によるところが大きいと考えています。ぴあのの中の人は自己肯定感かなり高め、でも直接の会話をあんまり得意としていない人ですが、何か1つ違う環境に育っていたなら、色々と変わっていたことでしょう。
(Skyの中でも外でも)自分に非のない嫌な経験をさせられた方は、他の人が気にならないことでも気になりやすくなるのかもしれません。
しかしそれは、
その傷付きやすさは、
あなたのせいで形成されたものではありません。
世間では、何かの被害に遭ったとき「被害者の落ち度」が注目されやすい風潮があります。
何を被害と感じるか、どれ位傷付くか、その後の心的外傷を乗り越えるまでの時間…
どれも本当は人それぞれなのに、一般的にはだいたいこう、と周囲からは評価され、枠からはみ出ると冷たく扱われます。一種の偏見です。
例えば「うつ病って、みんなだいたい半年で治るんでしょ?まだ治らないの?」とか。
その「枠」に、スッとなじめる方も、なじめない方も、我慢して何とかなじんでいる方もいるのだと思います。
自らの心をすり減らしてまで、不毛な辛い関係を我慢して続けることはありません。
実はなんと!多くの場合、相手は自分の存在がないと生きていけない…なんてことはないのです。
「あっ居なくなっちゃった、まぁいいか」と次の相手を探しに向かうだけです。
辛い目に遭うのがあなたである必要はありません。
不快に感じたら距離をおく。まずは自分の身と心を守りましょう。その選択をできるあなたの勇気を称えます。
それでは逆に、傷付けられたことを理由に他者を攻撃して良いか…?これはNGです。
憎しみの連鎖に繋がりやすいため、お勧めしません。泣き寝入りするわけでもなく、攻撃するわけでもなく…精神力が要りそうです。
※ここでいう攻撃とは、嫌がらせ行為の仕返しやSNS上での晒し行為を指します。通報やブロックなどアプリの機能に則った適正な方法は攻撃ではありません。
また、なかなか自衛のための一歩を踏み出す勇気を持てず野良さんや苦手なフレンドさんと30分、1時間とお付き合いする方もいらっしゃるでしょう。それはきっと、あなたが相手に気を遣う優しい方だからです。
「今急にログアウトしたら気を悪くするかな」
「自分にはもう少し時間があるし」
「自分が我慢すれば(後で頑張ってキャンドル集めれば)いいや」と、自らを犠牲にして相手の満足を優先する。そんなあなたの優しさを称えますが…
しかし、程ほどに。
あっ…今ワタシ、心に重荷を抱えているかも、と思ったら迷わず自分の身と心を守る行動を取りましょう。
(2)特に火灯しを何とも思わない子たちへ
ぴあのは今のところ(2)の子です。恐らくプレイヤーの中で大多数を占めるでしょう。
「おわりに」にも書きますが、Skyの世界を旅する星の子にも色々な子が居て、それぞれの積極性、それぞれの繊細さが触れ合うのが火灯しなのだと今一度認識したいと思います。
(3)積極的に火を灯していく子たちへ
あなた方のおかげで、Skyのソーシャル性が維持され、未知の子との出会い、未フレ同士が言葉交わさぬまま波長が合う瞬間を楽しめます。
ありがとうございます。
一方、その行為が心の重荷になる子も時々いるのだという事を、心のほんの片隅におかれるようお願い致します。プレイヤーの大半を占めるとかそんな状況ではありませんが、確かに存在しています。
何名かの方がお寄せ下さったように、そういった方は近年増えており、今後更に増えるのかもしれません。滅多に出会わないから、と軽視できなくなる日が来るかもしれません。
野良は未知です。
灯されても何とも思わない子もいますし、火灯しを迫られることを嫌がる子もいます。
奇抜な姿の星の子に出会い思わぬ刺激を受けるかもしれません。
灯しあい姿が見えたと思ったら宙返りエモを連打し始める子に遭遇、つられて隣の野良さんまで巻き込んでエモ大合戦になって皆大笑い…なんてこともあります。
未知の出会いってそういうものですね。どんな感情がお互いに生まれるか分かりません。
どこまで相手に迫って良いのか…星の子の向こうには、皆1つの人格があります。そんなことを気にしつつ、これからも開拓を続けていって下さい。
おわりに
今回のアンケートで繊細な星の子たちの心の一部を垣間見ることができました。
多様性とは外見や性自認に限った話ではありません。この、人によっては大きな悩みであり、人によっては些細なことである「火灯し」について色々な考え方があるのも、中々表には出ませんがまた1つの多様性なのだと思います。
お互いの理解、配慮を期待したいと思います。
とはいえ、言うまでもなく、
多様性を認めお互いに配慮するということと、
権利を無制限に拡大することとは全く別ですので、これからも是々非々やっていきましょう。
長文を最後までお読み頂きありがとうございました。Have a nice Sky!! (良い空を!!)
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