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TO BEとKPと、母と私と

またしても筆が遅くて出遅れているけれど、、、、、、

King&Princeから脱退した平野紫耀、神宮寺勇太のふたりが、
滝沢秀明社長が設立した”TO BE”という事務所に所属し、新たなスタートを切った。

彼らの前に、先日ジャニーズ事務所を退所したばかりの三宅健(元V6)が、滝沢氏と共にTO BEの一員として活動していくことを発表したばかり。

この予告動画で、
Twitter界が大賑わいしていた。

私は、居間でたまたまTwitterを開いたらその状況、
隠してはいるけれど確実にあのふたり、、、、、、

毎日
「紫耀ちゃんに会いたい、、、、、、」
「紫耀ちゃんに会いたい、、、、、、」
と病んでいる母にとって、
これは間違いなく朗報なのだけれど、
どうしよう、私が伝えていいものか、
と謎に戸惑い、私がどきどきして苦しくなり抱えておけなくなってしまったので、伝えた。

母は喜びと緊張のある様子だったが、次の日の正式発表(生配信)を、リアルタイムで見届けたいと言った。夕食の時間、PCで、父と母と私で、見届けた。

(今はサムネイルに2人の姿が出ているが、配信前は完全にシークレットだった。)


配信開始から、いきなりふたりのシルエットが現れ、
明るくなったとき、そこにはまぎれもない、
あの平野紫耀と、神宮寺勇太の姿があった。

輝いていた。

とにかく、輝いていた。


母は、ときおり涙しながら、画面にかじりついていた。

私は、心をざわつかせながら観ていた。目の前の刺身を、選ぶことなく右から左へ食べていたようだ。(無意識)


これで、ふたりの職場が決まったし、表舞台に立つ仕事ができることが確定となった。

母が元気になる。

私もだいすきなKing&Princeファミリー、”ズッ友”である5人(6人)の中の、
紫耀さんとジンが、また表で働ける。

めでたいことだ。

しかも、途中から進行に入った、三宅くんのやさしさにも安心した。
ここは素敵な事務所でまちがいない。


この日は七夕。

ファンも歓喜していたし、その反応を知っていた三宅くんも
「織姫たちが向こうで見ている」「愛されてるねーー」
などと、ふたりを盛り上げてくれた。

実際、母も
「七夕様に生まれて初めて願いごとをした、それが叶った」
と、昨日までのロス状態が嘘のように、顔をキラキラさせていた。


よかった、、、、、、

紫耀さん、ありがとう。
うちの母を、笑顔にしてくれて。
また、あなたの顔の見える世界にきてくれて。


私は、永瀬廉、髙橋海人のふたりで活動中のKing&Princeを私が応援していたが、母はまだ受け入れられない(それは仕方がない)というので、同じ家にいるのにこっそりというか、後ろめたい気持ちをもちながらTV出演を観たり、2人での楽曲を聞いたりしていたのが、私は苦痛だった。

単純に、King&Princeがすきになったのは母も私も同じだったのに、
母は平野紫耀さん、私は永瀬廉さんを推しとしていただけだった。
急に一緒に応援できない状況になって、苦しかった。
5人でなくなるということに関しては寂しい気持ちが一緒だったので、
5/22まではなんとか、似たような気持ちでいられたところもあるが、
5/23以降が、本当につらかった。

新生King&Princeのスタートダッシュが予想以上に早かったこと、
母が、”推しがメディアに出ていない”という現実をひしひしと感じるようになったこと。
これが、母と私の関係性にとっては、かなりきつかった。


でも、
紫耀さんとジンがTO BEに所属し、InstagramやFCを始めるということもあって、
母は毎朝PCで「紫耀ちゃんに会えるの!」と大喜びだし、
FCに「入れるかなぁ、、、」と言い出したので、
「一緒にやってみよう」と、ネット関係が苦手な母に私が協力し、一緒にスマホと格闘。
母は無事、人生初のFCに入った。

FC動画を観ながら、「紫耀ちゃんが動いてるーーーー!」と、テンションぶち上げの母。

生まれ変わったようだった。


はあ、よかった、、、、、、、



ところで。

あの日の夕食中、TO BEの生配信を観ながら、私が抱いた感情は、

言葉に表すには難しかった。


平野紫耀、神宮寺勇太は、
キラッキラだった。
(緊張しまくりだったけれど)

平野紫耀は言わずと知れたカリスマだし、神宮寺勇太はしっかりとした佇まいで、上品で。


でも、見ているうちに、
私の心が、
何とも言えない、
ずーーーーんとした、鉛のような重さを感じるようになってきた。
少しずつ、少しずつ重くなっていくような感じで。

理由はなかった。

というか、わからなかった。


でも、

きっと、そこに推しがいないからなんだろうな、、、、、、
いや、いないというか、King&Princeは5人ともすきだし、
永瀬廉推しではあるけれど関係性で言うと”しょうれん”(平野紫耀×永瀬廉)推しだ。


、、、、、、というか。

それが原因なのかもな、、、、、、と、思い知らされた。


別に、今後各々の道を歩もうと、あの5人はずっとグループLINEをして連絡を取り合っているであろう仲だと思っているし、
この先のことは、5人の中ではもう全員が把握済みであろうと思う。まだジャニーズ事務所にいる岸優太のことも含め、きっと。

職場が変わっただけ。

”友達” ”ズッ友” ”家族のような存在”
いろいろな言葉で、5人の絆を表してくれ、何より見ていればその関係性は十分伝わる。少なくとも私には。


でも、
あのときの鉛のような感情。

どこかで、受け入れられていないのかな、、、、、、、


そして、一部のファンや、母も言っていたけれど、
”岸くんがTO BEのふたりに後々合流するだろう”説がある。

もし、そうなった場合、あの5人は
2:3に、完全に分かれてしまう。
(れんかい:TO BE組)

多数決というわけではないし、そもそも岸くんのやりたいことは岸くんが決めるのだからどうこう言える身分ではないけれど、

いや、、、、、、


れんかいでKing&Princeを続けるのも、
事務所を出て飛躍を目指すのも、
どちらも正しくて、誰も間違っていないし、悪くない。

でも、


単純に、”さみしいな”、っていうことなんだろうな。
今のこの感情は。


うまく文章にできない気持ちは、多分”さみしい”なんだと思う。

廉さんも海人も、
頼れるスタッフさん(チームキンプリ)や先輩たちに応援されながら、
ふたりの醸し出す”ぽやぽやした空気”という新しい持ち味を発揮し、
新たなファンも巻き込みながら、進んでいる。
ハイペースではあるが、ふたりとも夢中でがんばっていることが伝わる。
環境的にも恵まれていると思う。

きっと、岸くんも紫耀さんもジンもそれを見ているだろうし、
廉さんも海人も、3人の活動を見ていると思う。


でも、きっとそういうことではなくて。

あの配信を観るまで、
母がロスになっているとかメンバーの気持ちを考えたらどうこうではなくて、
自分自身が、”さみしい”んだな、ということに気づいた。


そうか、私、さみしいのか。


Twitterでは、
キンプリファミリーにTO BEの説が出てきたところで、
「あんなに泣いて脱退していったのに裏切ったのか」
とか、
これまでさんざんれんかい組(特に廉)を根拠なく批判してきたひとたちが一斉に歓喜に湧いている、という状況に呆れ恐怖を感じたり「謝ってよ」と激怒しているひとたちがいたり、、、、、、

もう、そういうのも疲れてしまった。


3人が脱退することになったタイミング、TO BEへ所属が決まったタイミング、、、本当のことなんてわからない。
私の憶測では、多分脱退が決まったとき、TO BEに所属する話はまだなかったと思う。
そうでなかったら、今後の体制は決まっているがまだ発表ができない状況で行われた、アリーナツアー『Made in』の最後に、あんなに悲しくメンバーは涙を浮かべたりしないのではないか。
あのときから先が決まっていたら、進もうという気持ちになっていると思う。いくら”ズッ友”との最後のステージか、という寂しさはあっても、あんなに悔しさ、切なさを表情に浮かべないと思う。


とにかく、この5人は、今、それぞれの場所で、進むだけなのだ。

どこで活動するかも決まったことだし、まっすぐ応援するだけ。

リーダーだった岸くんが、今後どうするのかはわからないけれど、まだ発表できないだけで、引く手あまただとは思う。
あれだけ愛されキャラで努力家、ダンスも歌も演技も素晴らしかったらお呼びがかからないわけがないので。
あくまで彼がどうしたいのか、という意志がいちばん優先だけれど。

廉さんがラジオで、5人それぞれのファンに対して「すきなひとの後をついていっていい」と言ってくれたので、岸くんもきっと表舞台には立つのだろう、と予想する。


まだまだ、私は5人の曲を新曲のように聴いてハマったりなどしている。
永瀬廉推しなので、彼の居場所である海人さんとふたりのKing&Princeを主に応援しつつ、TO BEのふたりのInstagramをフォローして質問箱の答えに笑わせてもらったりしている。

平野紫耀さんがSNSを始めたことで、スマホ音痴の母が、スマホでのインスタの見方を教えてくれと言ったり、TO BEが始めたTik Tokのアプリを入れたいというのを、私が手伝ったりしている。
新しいものが見られるようになると、
「pizzaのおかげで紫耀ちゃんに会えるーーーー!」
とすっかりご機嫌だ。

”きょう、だれかをうれしくできた?”

という、かつてKing&PrinceをCMに起用してくれていたHondaのキャッチコピーを考えると、
母をうれしくできたから、今日は合格かな、と思える。


紫耀さん、表に出てきてくれて、ありがとう。

母の心を救ってくれて、ありがとう。

心から感謝しているよ。


ときどき、一緒に活動していない5人のことを寂しく思うこともあるけれど、
それぞれが心身共に健康で、希望をもって生きていってくれたら、それでいいのだ。

あとは、ファンが心を整理していくだけ。



平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人、岸優太、神宮寺勇太、そして岩橋玄樹。
6人と、それぞれを応援するファンが、全員でしあわせになれますように。

未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。